質問

2007年10月05日 17時34分
  • サーバの用途によってOSを使いわける理由

情シスのオープンナレッジ『Syszo』サービス終了のお知らせ

質問

最近社内の情報システムを担当するようになりました。
そんな自分が感じた素朴な疑問なんですが、時間があれば
ご教授お願いします。

サーバにも色々なサーバがあるのですが、
なぜサーバによって違うOSを使うのでしょうか?

LINUXなど全然知識がないので、すべてWindowsで統一してくれると
管理するのも楽なのにと思うのですが。

例えばサーバを全てWindowsで統一すると何か問題があるのですかね?

4件の回答があります

回答

たとえば社内で使うユーザの数が多い場合、
windowsサーバですとクライアントライセンスが
1名(かマシンか同時アクセスか)で 数千円かかります。
仮に5000円で100ライセンスなら50万円になります。
LINUXならクライアントライセンスが不要ですので0円です。
この差は大きいですね。
ただし、動かそうとするソフトがLINUXでは動かないとか
「LINUX全然わからん」とか ならwindowsサーバに
せざるを得ないでしょう。
「サーバを全てWindowsで統一する」なら使用者数かマシン数で
ライセンスを決めれば どのサーバにも1つのライセンスでOKになります。

いずれにしてもその状況によって変わってきますので簡単にこうすればいいとは言い切れませんね。

2007年10月07日 23時45分

回答

まず、先にOSを決めると言うよりは、先に用途や必要な条件を決めていって、いろいろと検討をして、結果的にWindowsにしたと言う事では無いでしょうか?

以前よりは少なくなってきているとは思いますが、「大規模なOracleのDBを安定して動作させるなら、やっぱりSun(Solaris/Unix系)じゃないと…」とか、「これだけ大規模のシステムでは、Windowsでは無理です。Unix系のシステムでないと…(汎用機クラスでないと…)」という事が言われていました。

64bit化や、Windowsが動作するハイエンドサーバーの増加で、以前よりも減ってはいると思いますが、主にハイエンドの製品で、Windowsに対応していないアプリケーションもあるはずです。
そのような場合には、Windowsを利用する事が目的ではなく、そのアプリケーションを動作させる事が目的になりますので、Windows以外を選択する事になります。

また、OpenSourceSoftware(OSS)系のアプリケーションを使用しようとすると、Linux版は開発されていても、Windows版が無かったり、バージョンが古かったり、安定性が劣ると言う事もあるようです。
そのような場合にも、アプリケーションを利用する事が目的ですので、Windows以外のLinuxを使用すると言う事になります。

本来は、OSを選択する事は目的ではなく、目的を達成するための手段に過ぎないと言う事をご理解ください。
しかし、現実的に中小企業の情報システム部門や、販売店では、Windows以外の知識が乏しいために、結果としてWindowsが中心になりがちになる、と言う事だと思います。

最近は、Windows系のシステムで、銀行の勘定系システム(大型汎用機で独自開発がほとんど)が出てくるなど、Windowsで出来る範囲が広がっては来ていますが、用途によってはWindows以外のOSがほとんどという分野もあると言う事を知っておいてください。

2007年10月09日 15時01分

回答

追記にコメントします。

しかし、Windwsでカバーできる範囲も多くなってきてるのも事実なんですね。近い将来、LINUXも使われなくなる時代もくるのですかね?

以下、あくまでも個人的意見です。

Linux / FreeBSD などに関して、ここ10年くらいは少しずつシェアが拡大げる事はあっても減る事は無いと考えています。
(あくまでも、UNIXのような非互換を伴う分派が起きない事が前提ですが)

Windows に関しては、現状よりも多少減る事はあっても、大幅な減少は無いのでは?と考えています。

Sunに代表される UNIX は Linux / FreeBSD にシェアは奪われrつつ、全体のシェアを減らしつつも、特定分野を中心に残っていくと思います。

汎用機用の独自OSは、汎用機が必要とされる市場がある限り、生き残っているはずなので、現状維持からむしろ増えているかもしれません。これは仮想化技術により、汎用機上に多数のLinuxServerを動作させる技術が確立されているためです。

次に、Windows Server の費用に関してですが、CALを考えない場合には、RedHatなどLinuxの主要ディストリビューション(distribution)の方が高価になる場合もあります。
Windows Standard は約10万円程度で購入可能で、SAを付けても、年数万円です。RedHatで「RHEL ES」を購入すると、毎年10万円程度の費用が発生します。
契約期間中のアップグレード保証、サポートサービスの継続、など基本的な内容は一緒です。

なお、Linux上で動作するアプリケーションとして、トレンドマイクロのアンチウイルスなどがありますが、問い合わせると出来れば「RHEL ES」以上で動作させてください、と言われてしまいます。ほかの商用アプリケーションも同様の傾向のようです。

Linuxだから何でもかんでも無料、と言う事ではなく、キチンとしたサポートを受けようとするとそれなりの費用が必要になる事を知っておいてください。
Linux関連企業は、主にそのサポート費用をあてにしているのです。

もし、「ryo」さんがそのようなサポートが必要ないくらいにLinuxのエキスパートであれば、大丈夫なのでしょうが、その場合にはおそらくほかの業務が出来ないほどの労力を、Linuxに掛けないと無理になってくると思われます。

その辺の事も良くお考えの上で、OSを選択されてください。

2007年10月10日 16時23分

回答

参考になりそうな記事が合ったので追加で紹介しておきます。
印象としては、意外にLinuxの成長鈍化が早かったなという事と、Windowsのサーバー分野への進出が進んでいるな、と強く感じました。

Windowsだけ、という事にはならないと思いますが、Windowsが主流である事は間違いないようです。

2007年10月31日 00時55分

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