質問

2008年04月10日 22時01分
  • DHCPの予約機能の使い方は?

情シスのオープンナレッジ『Syszo』サービス終了のお知らせ

質問

DHCPの予約ってMACアドレスを登録する必要がありますが、
それなら固定IPアドレスを割り当てた方が
早い気がしますがどんなときに使うと運用上メリットがあるのでしょう?

4件の回答があります

回答

こんにちは。

当然、固定IPアドレスをクライアントPCに設定する方が早いですが大抵の企業では使用するクライアントPCは数十台以上あり、大きい企業だとそれ以上あります。

その各一台ずつに重複しないように固定IPアドレスをPCに設定する為の工数は少なくありません。

それにノートPCの場合に自宅やグループ会社・出張先などで使用する場合、ネットワークへの接続先が変わるケースが発生します。
そのような場合に固定IPアドレスが設定されていると接続できない事態が発生します。(グループが同じでアドレスが重複していなければ接続できるかも知れませんが...)

DHCPサーバーからIPアドレスが割り当てられる事で上記のような問題点は解消できるのです。

2008年04月12日 11時40分
KSC

回答

同僚から聞いた話です。

予約機能を利用して、DHCPサーバーから固定IPを割り当てるようにすると、Gateway のIPアドレスを変更したいなどの、Networkの設定変更をする際に、DHCPサーバーの設定だけを変更すれば良いので、設定が簡単、という事でした。

これは、対象となるサーバーが多ければ多いほどメリットがあると思います。

なお、クライアントPCには、予約機能を使用せずにIPアドレスを割り当てていてます。予約機能は主にサーバーに使用していて、クライアントPCに配布するIPアドレスの範囲とは別の範囲のIPアドレスが発行される設定になっています。

2008年04月12日 23時56分

回答

DHCPについてはみなさんコメントされているように
たくさんのマシンがあると、重複しないようにIPを振るのが大変
別拠点で使っていたマシンを別拠点で使うときにIPの設定が必要になる
DNS, GWのアドレスが変わる際にクライアント1台1台設定を変更してもらわなくてはいけない
上記固定アドレス制の不便さを補うのがDHCPです。
ただ、便利になる一方でセキュリティの問題が出てきます。
そこでDHCPを予約制にします。DHCPの予約制は以下のようなデメリットを克服するものです。
DHCPだと、誰にどのIPを割り振ったかわかりにくくなります。
そこで困ることとしては、○○さんのパソコンをリモートデスクトップで接続するときに今振られているIPアドレスを調べてもらわなくてはいけません。
また、同様にF/WでのログやProxyでのログを取得していたとすると
ログはソースIPごとに保管されるので、誰がどのIPを使っているか把握しないとログを追跡できません。
家から持ってきたPCにも平等にIP設定をしてしまいます。
DHCPの予約制はDHCPと固定アドレス制の中間的な便利さ、セキュリティを実現します。
ただ、あくまで中間的なので、一番いい方法ではありません。
現在ではDHCPを安全に利用するためにL2レベルの監視製品が流行っているようです。

2008年04月13日 13時24分

回答

DHCPの予約機能に関する参考URLを補足させていただきます。
すでにご存じの事だとは思われますが、じっくりと読んでみると何か新しい発見があるかもしれません。

2008年04月15日 12時48分

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