PC ViewとPCListを組み合わせて使用しています。
各ClientのスタートアップにPC Viewの起動バッチファイルを登録し、結果は共有フォルダー内の指定の場所に格納しています。
週に１，２回そのフォルダーのデータをPCListに読み込ませています。
PCListには試用版もあるので試されてはいかがでしょうか。

当社では PCView とグループウェアを組み合わせて、パソコン管理台帳を作っています。（手作業で管理台帳を作るとめんどくさいので）

1. 社内LAN に、簡易の Webサーバーを設置します。 Webサーバー機能があればなんでも良いので普通のウインドウズで OK です。 うちでは、古い Mac（MacOS9）を使っています。 この簡易 Webサーバーで、共有ファイルサーバー（NAS）の特定のフォルダを、Web公開します。 （もちろん、社内LANのみの公開） つまり、特定の共有フォルダ内のファイルを Webブラウザで開けるようにしておきます。

最近の NAS には、最初から簡易 Web機能がついている機種があるので、それを使えば話は単純です。

1. Webグループウェアが必須です。 Webグループウェアの掲示板の中に、パソコン管理台帳のスレッドを作ります。 そのスレッドには、それぞれのパソコン名、使用部署、使用者名、購入日などの情報を表示するページを掲示します。

ただし、このままではパソコンの詳細情報が掲示されません。
そこで、PCView と先ほどの簡易Webサーバーを活用します。

1. 各パソコンに対して、NASの共有ボリュームをネットワークドライブとして常時接続する設定をします。 さらに、PCView をインストールし、これをスタートアップに登録して、自動起動するようにしておきます。

PCView の設定として、パソコン情報をテキストファイルとして、ネットワークボリューム上の特定のフォルダの中に保存するように設定します。
（もちろん、PCView は自動終了するように設定しておきます）
これによって、パソコンを起動する度に、パソコンの詳細情報がテキストファイルとして、NAS の共有フォルダに保存されるようになります。

この共有フォルダは簡易 Webサーバーで公開されているので、
テキストファイルへのリンクパスを入力すれば、 Web ブラウザでパソコンの詳細情報を閲覧できます。
もちろん、いちいち Webブラウザにパスを入力するわけにはいかないので、先ほどのグループウェアを利用します。

1. グループウェアの、パソコン管理台帳のスレッドにある、各パソコン情報のページの中に、Web公開されているテキストファイルへのリンクパスを書き込んでおきます。 Webグループウェアは Webブラウザで利用しているので、ページに書き込まれているリンクパスをクリックすれば、パソコンの詳細情報のテキストファイルが開かれるという仕掛けです。

パソコン情報のテキストファイルはパソコンを起動する度に最新情報に更新されますから、パソコン管理台帳の内容は常に最新状態になります。

【欠点】
読んでお分かりのように、この方法は、単にパソコンの管理台帳を作って自動更新するだけの物です。それ以上の機能はまったくありません（笑）。
「とりあえずパソコンの管理台帳だけでも楽に作りたい」という人向けです。