質問

2008年09月10日 10時51分
  • スクラッチで組み上げた業務アプリの仕様書

情シスのオープンナレッジ『Syszo』サービス終了のお知らせ

質問

長年、汎用系のシステムを手がけていますが、近年ではブラウザを
利用したシステム案件が増えています。
汎用系ですと当然のように仕様書が整備され、トラブル時には
これをもとに対応してきましたが、ブラウザを使うようなシステムを
てがける企業はどうも仕様書の観念さえもないようなところが
あります。
トラブルが起これば対処療法があたりまえみたいな感じを受けます。
構造、定義ともに仕様書を作るように要求はしていますが、
なかなかまともなものが出てきません。
皆さんの所では、スクラッチで作ったシステムなどのメンテナンス、
最終納品のチェックなどは、どうしていますか?

(パッケージは除きます。)

1件の回答があります

回答

納品されたシステムの検収は、
こちらでも、要求内容をもとにテストシナリオを作成し、
それが通れば、納品完了にしています。

また、仕様書については、開発元で作成したものを提出してもらいますが
要件定義・基本設計・テストを重視し、
詳細設計については、ソースにコメントがあればOKとしています。
ほしい情報が記載されていれば、見た目は気にしないです。
仕様書がない場合は、ソース等から起こす作業をこちらですることもあります。
メンテナンスではどうしても必要になるので。

ブラウザを使うシステム(Web系システムと仮定します)は
安価+短納期での案件が多いので、きちんとした仕様書をお願いする場合は、
納期の延期(または別案件扱い)+費用追加が発生する場合があります。
仕様内容もフォーマット化されていない場合が多く、
プロトタイプ等が仕様書と同じ役割を果たすこともありますし、
メモ帳や秀丸に箇条書きされたものが、仕様書代わりで使われるケースもあります。

プログラムを書くよりも、仕様書をきれいに書くほうが時間がかかるし、
開発手法が多様化してきているので、開発側と相談して納品物を決めるようにしています。
開発側でユーザ側にとって仕様書のもつ意味を理解しているところは、
仕様書もきちんとしたものが提出されてきます。

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