質問
当社では、メールはFAXと同様な考えと位置づけて新入社員研修などで説明しています。
つまり、一方的に送りつけるもので、相手が受け取ったかどうかの保証はないということで、重要なものについては返信を要求するとか電話での確認も行う事としています。
とはいっても、一般ユーザーではどうしてもメールは必ず相手に届く物、またリアルタイムに届く物として認識されることが多いです。
会社のメールサーバには迷惑メールフィルタを付けている関係で、届かないことがあるというのは一応周知されているはずなんですが、予め知っているというよりは、現実に届かないという事態が発覚して初めて思い出すようです。
あと、メールでCD-ROMの内容を全送信しようとしてサイズオーバーで弾かれたり、メールアドレスを全角文字で打って届かなかったり、HTMLメールでタグが入って「普通の文章じゃない」って事まで、全部迷惑メールフィルタの設定が悪いんじゃない?と言われるケースが多いです。
やはりメールは元来絶対にリアルタイムで届き、普通に見られる物であるという認識は、かなり強固だと感じます。
絶対届くということはないので、重要なものや急ぎのものに関しましては
「送りました」と電話で連絡をしている社員が多いようです。
①アドレスが間違っていている②メールサーバの容量を超えて戻ってくる
なんてことも想定されますので。
総じてどこの会社でも
>情報システム部門は、届かない可能性がある事を知っている。
>それ以外の社員は、届くものと信じている。
といった処ですね。
その辺のところをいかにわかってもらうかが大変です。
それこそ、届かない理由なぞ山のようにありますから・・・(_;
一般ユーザーの考えでは、【携帯電話のメール(ショートメール含む) = PCでやりとりするe-mail】では無いでしょうか?
そのため、そのような考えになっているのだと思います。
これは、何度も説明を繰り返していったり、初心者向けのサイトを紹介していくという、地道な努力をしていくしか無いと考えています。
それと、メールは手紙と同じなので、途中で内容が読まれる可能性があるという事も、何度も説明する必要がある事だと思います。封書にしたいのであれば、暗号化するなどの対策が必要になります、と言う説明も何度か行いました。でも、相手も同じしくみを持っている必要があります、と言うと、大抵はこのままでいいや、となってしまいます。なかなか、難しい問題ですね。
ウチの社員にあらたまってそれを聞けば「かならず届くとは限らない」と答えますので、一応認識はしていると思います。
でもエラーが返ってくると「なんでだ!」と言ってきます。(「よく見てご覧、メールアドレスに全角文字が入っているよ」というのがほとんどですが)
ただし[No.1597 メールに添付するファイルの種類について]のコメントで返したように 不達なのにエラーを返してこない所 がありますので注意が必要です。(このときは本当に困りました。 一流のプロバイダ、一流(でもないけど)の会社でありながらいい加減な(というか相手のことを考えない)運用をするな と感じました。)
質問
もうひとつ続けて質問です。
インターネットが始まった頃はメールが届くにもずいぶんと時間がかかり、また確実に届くとは言えず、送達保障はないものとなっていました。しかし、最近では携帯メールなどで身近になり誰もが使うので、必ず相手に届くと思う人が多いのでは、と思っています。
また様々なシステムに組み込まれたりして、ますますメールが重要な位置づけになってきています。
私としては、送達保障されていないメールをそこまで信用してしまっていいのだろうか、と近頃思います。
みなさんは、メールについてどうお考えですか?
特に携帯メールとかから始めた人は、絶対すぐにメールが届くものと思っていて、