質問

2009年09月22日 21時11分
  • MSCSクラスタリング環境の運用について

情シスのオープンナレッジ『Syszo』サービス終了のお知らせ

質問

ファイルサーバ(Win2003R2)をMSCS構成にて運用しております。
先日、移設のためサーバを停止・起動させたのですが、
その際、片側のサーバが起動しなくなる事象が発生しました。
同様の構成で運用されている方がいらっしゃいましたら、
どのような手順で作業されているか是非アドバイス下さい。

停止時の手順:
パッシブ側サーバ→アクティブ側サーバ→共有ディスク
起動時の手順:
共有ディスク→アクティブ側サーバ→パッシブ側サーバ(※起動せず)

※:Windows2003のロゴ(黒い画面)でずーっと停止してしまい、
ログイン画面までいかない状態

切り分けの結果、パッシブ側サーバ自体の問題ではなく、後から
電源をONした方のサーバが正常に起動しないことがわかりました。
ただし、共有ディスクの電源がOFFになっていればどちらから
起動しても問題ありませんでした。

その後、共有ディスクの電源がONの状態でも、MSCSサービスが
停止していれば、後からでも正常に起動できるところまで判明致しました。
どうやら後から起動したサーバが共有ディスクをつかみにいって
そのまま(?)となっているようなのです。
(アクティブ-パッシブ構成にも関わらず、アクティブ-アクティブの
状態になっている感じです)

MSCSに詳しくないこともあり、いまだ有効な情報を探せていないのですが
これって正常な動作なのでしょうか??

MSCSの設定の問題なのか、運用上正しい手順が存在するのか、
どなたか手がかりを教えてください!!
宜しくお願いします。

1件の回答があります

回答

こんにちは。
当方もMSCS(WindowsServer2003EntR2)を共有ディスク(SAN構成)として運用しています。年に一度、計画停止を行いますが、記載の手順で別段問題ないと記憶していますので、プーアルさんの状況は正常ではないと感じます。

MSCSではありませんが、別件で似たような現象に遭遇したことがあります。
基幹システムで利用しているOracle10gR2(WindowsServer2003StdR2)がSE-RAC構成(アクティブ-アクティブ)なのですが、導入当初に停止・起動をしたら2ノードあるうちの、「後から起動するノードがWindowsのロゴがでるタイミングで強制的に再起動してしまう」現象がありました。Oracleのサポートの回答では、当社の環境のサービスの依存関係の問題で「起動時にOracleサービスを自動起動しない設定にして、ノードが起動してから手動でサービスを起動すればよい」と言われ、対応した経緯があります。また、依存関係の設定を変更すればアクティブ-アクティブでも強制再起動にならないようでしたが、確実性を求めて手動にしました。

当社では記載の手順でMSCSを運用しているのと、事例がOracleなので異なるかもしれませんが、お困りな様なので参考になれば幸いです。

あなたもコメントしましょう!