質問

2009年10月22日 13時44分
  • 会計の勉強方法

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質問

IT関係のスキルアップとともに、会計・簿記などについても、知っておかないとこれからの仕事の幅を広げられないのではと思っております。

しかし、いきなり簿記の資格取得を目指すというのも違う気がします。

今後、情報システム部としてあるいは社会人として、会計を学ぶときにお勧めの書籍やコースなどはありますでしょうか。

みなさんの経験を踏まえて、ご意見いただきたくお願いいたします。

参考に上げた本「会計のことが面白いほどわかる本<会計の基本の基本編> 」が、定番中の定番みたいなので、まずはこの本から読んでみようかと考えています。

2件の回答があります

回答

私は専門学校で日商簿記3級のコースを2ヶ月通って、日商簿記3級の試験を受験して取得しました。その後通信教育で日商簿記2級を勉強して日商簿記2級の試験を受験して取得しました。
最初が肝心です。専門学校に通って、日商簿記3級を勉強して、受験して取得することをお奨めします。

回答

こんにちは。
ボンドさんの会社や担当している業務にもよるのかと思いますが、私は大賛成です。私も以前から「システム管理者には業務知識が必須」と感じており、日頃から部下にもそのように指導しています。

会社や属する業界、担当業務によって必要となる知識は変わってくるかと思いますが、それでも会計知識は「会社を知るのに最も基礎となる部分」ですし、長くシステム管理者をやっていれば、必ず必要になると思います。また、システム管理者だけでなく、マネージャとなるにも必須な知識ですから勉強して損はないです。

それと会計だけに絞って話せば、「簿記の資格を取得する」必要は無いと思います。ただ、最低限の知識として「貸方、借方」「勘定科目」「取引の種類」「売買における仕訳」「簿記の5要素(資産、負債、純資産、収益、費用)」が分かれば、簡単な経費精算システムや販売管理システムを理解できると思いますし、「決算処理の流れ」や「減価償却」「製造業なら原価計算」が分かれば会計システムの理解に繋がるかと思いますので、「一つの勉強の目安」にして頂ければと思います。

なので、参考に上げられている本で、この様なことを理解する助けになれば良いですし、また会計知識を身に付ける「切っ掛け」になるだけでも良いかも知れません。その後、興味を持ち継続して勉強を続けて行く「気持ちになる」ことが大切です。(会計は肌に合わないなんて感じないように。)

あと、本を選ぶのは「一般的」「定番」だから読むより、「読んでみて自分に合うか?」が最も大切かと感じます。私も10年以上前に先輩から「これは簿記の基礎の本だから」といわれて簿記3級の本を渡されましたが、読んでは見たものの肌に合わず、苦労したことがありました。その後、もっと初心者向きの本から入って、最終的には簿記の資格を取得したことで自信が付き、現在は中小企業診断士を目指して勉強中です。

ボンドさんもこれを足がかりに一歩ずつ進めるよう頑張って下さい。
これを切っ掛けにして会計の勉強を進めてみて、「肌に合えば」簿記の取得などを目指しても良いかと。

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