質問
こんにちは。
具体的にどのような内容のデータなのかわからないので
一概になんともいえませんが、
データや書類の保存年限は法的に定まっているものあります。
一例として、以下に参考URLを添付します。
http://www.amy.hi-ho.ne.jp/kido/hozon.htm
プロジェクトにかかった工数等であれば、もしそこにしか
データが残っていないのであれば、考え方によっては
「総勘定元帳等の帳簿」の明細という考え方もできます。
財務部側で特にリクエストが無ければいいですが、
念のため確認したほうがいいかもしれません。
仮に財務部等にリクエストが無い場合には、
次年度や次半期の予算編成のための
過去参考資料になりうるかどうかは確認したほうがいいと思います。
そうなると、2年程度は持っているのが無難です。
それも必要でないということであれば、システム的な要件(ディスク容量
バックアップ機器の制限)を加味した上で、3ヶ月〜6ヶ月〜1年ぐらいの
一般的な保存期限でいいのではないでしょうか?
こんな感じでどうでしょう?
まず「バックアップとはなにか」をはっきりさせたほうがいいでしょう。ウチの場合は「バックアップはデータの復元の為のもの」という位置づけであり、「文書の保管」とは別扱いしています。文書(これには電子情報も含む)の保存には法律やISO9000、14000の関係の規程で決められた期間があります。(ウチでは電子的なものではおおよそ10年としているものが多いです。)
現在はありませんが昔は磁気テープで長期保管していたものがあります。しかしバックアップMTとは別ものです。
バックアップの設計としては
・最短でどこまで全復元できるか。(例 昨日の朝)
・復元にどれだけの時間が掛けられるか(増分方式なら時間がかかる)。
・その最短メディアが使用不能の場合に代替えメディアを何世代持つか。(例毎週5日分+月末+半期末の7世代)
・単体の復元では最長どこまで持つか。(上の例では 前半期末なので6ヶ月)
と言う風に考えます。
質問
業務管理システムのバックアップ設計を行っており、バックアップ
データの保存期間をどの程度にすべきか考えています。
業務管理システムにはプロジェクト毎にかかった工数や費用など
のデータが格納されており、保存期間について今のところ会社側
からの明確な要求はありません。
一般的な保存期間やその理由についてご存知であれば
ご教授頂けないでしょうか。