質問
クラウドはわかりませんが、仮想化であれば、ある程度コスト削減の目途がたつと思います。
もし、仮想化によって20台のサーバーを、2台のサーバー+1台のiSCSIストレージにまとめる事が出来たと仮定します。
この状態で、年間の電気料、保守料金は、確実に下がると思います。
ストレージ領域をiSCSIストレージにまとめる事で、ストレージの空き容量が「こちらのサーバーでは足りないのに、別のサーバーでは余っている」と言う事が無くなり、容量不足が原因の追加投資を防ぐと言う意味で、コスト削減効果があると考えられます。
また、直接的なコストではありませんが、サーバー機器を変更する際には、仮想マシンの移動作業だけで済むため、機器変更の際の検証作業などは最低限度で済みます。つまり、管理・運用コストの時間(経費)削減効果があると考えられます。
さらには、オプション追加などで、サーバーの可用性を高める事が出来ます。(2台のサーバー間で、vMotionを実現など)(直接のコスト削減ではありませんが、仮想化によって得られる新たな価値と考えられます)
いかがでしょうか?
実際に、「仮想化で何台にまとめられるのか?」「ホストサーバーには、どの程度の性能が必要なのか?」は、非常に難しい問題ですので詳細に調査・検証する必要があります。ただ、ここ最近のCPUのコア数増加、サーバーのメモリスロット増加は、ホストサーバー1台あたりのゲストサーバーの集約数を上げる方向に確実に向かっています。
個人的な予想ですが、仮想化技術が進んでいくと社内のサーバーシステム(プライベートクラウド)には、ホストサーバーが2〜3台しか無い状態になるのでは?と考えています。
質問
こんにちはー。
少しお聞きしたいことがあります。
仮想化やクラウドの記事で、コスト削減に成功した!とかの広告文がありますが、実際本当なのでしょうか?
例えば、私の会社の規模(20台ぐらいのサーバ)で
仮想化によりサーバ室のスペースが空いたところで、オフィスの移転をしてスペースを縮小しない限り、金銭的コスト削減に反映されません。
SaaSでのソフトウェアやサービスの利用は、月々の運用コストも発生するし、サポート保守費用と大差なく、あまり費用的なお得感を感じれません。
(ユーザ数が少ないので初期費用もあまり大きくない)
実際導入された方で、こんなコストが減ったという意見があれば、ご教授願えれば幸いです。
以上、宜しくお願い致します。