ノウハウ

2011年03月18日 08時35分
  • BCPの不備、不都合

情シスのオープンナレッジ『Syszo』サービス終了のお知らせ

お世話になります。

弊社では災害時に備えてBCPを作成していましたが、
不備、不都合な点がいくつかありましたので
情報としてお伝えしたいと思います。

1.緊急連絡網
 社員の安否確認用に緊急連絡網を作成していましたが、
 固定電話、携帯電話の番号しか載せていなかった為
 震災直後は全く機能しませんでした。
 少なくとも携帯電話のメールアドレスは記載しておくと
 良かったのかもしれません。

2.VPN接続サービス
 自宅から会社PCに接続出来るよう、VPN接続サービス(ASP)の
 契約をしていました。
 サービス自体は停止することは無かったのですが、
 震災直後数日はインターネット回線自体が不安定となったため
 接続が頻繁に途切れたり、使えるレベルの速度が出なかったり、
 品質の低下が見られました。

3.防災用品
 防災用品の中に手回しの携帯充電器を入れていたのですが、
 スマートフォンの充電には対応していませんでした。
 災害時の情報収集にはスマートフォンがかなり有用でしたが
 (徒歩帰宅の際、現在位置の把握、帰路の確認に大活躍)
 電池切れの不安を抱えながらの利用でした。

その他不備、不具合が見えてきましたら追記したいと思います。

皆様の環境でも事前の想定通り機能しなかったものがあれば
コメントをいただけると助かります。

よろしくお願いします。

2件の回答があります

(ちょっとこの場合はBCPじゃないかもしれませんが)BCPは試行錯誤の連続だと思います。所詮は想定の世界でしかないのですし、掛けられる費用も限られてい(削られる)ますし。
ウチでも「これこれの対策で行きます」と言ったら「それで大丈夫かね」と聞くので、心の中で『カネも出さんくせに大丈夫はないだろう』と思いつつ「想定される事態には対処しています」と答えたものです。

さてウチの場合
社員連絡網はメールアドレスを書いている人も居ますがやっぱり携帯番号ですね。 またウチの場合はセ○ムの安否確認システムに加入しています。
VPNは有りますが非常時に使用する想定はしていないですね。新型インフルエンザの時に自宅勤務を提案しましたがあっさり否決。理由は「その必要はないから」どうも在宅勤務の利便性が理解してくれないようです。
防災用品はかなり準備しています。スコップ、バール、ノコギリ、水、乾パン、...意外にフォークリフトも役に立ちますので対象にしておくべきです。こういうものは地域住民の方でも使えるように町内会と協定を結んでいます。
徒歩で帰宅出来るようにマップを作るとよいと思います。どこにコンビニがあるとか公園(のトイレ)があるとか、また橋は落ちるかもしれないので別ルートを調べておくのもよいですね。

2011年03月18日 10時47分

お疲れ様です。

BCPの件、大変参考になりました。
弊社もISO27001の関係で事業継続ガイドラインがあるのですが、
実際そこまで細かく定義ができていないと感じました。

名簿の情報等に関しては会社で収集して緊急時に活用するという一方
個人情報の収集にかなりハードルが高くなっている事実もあり
社内ではかなり調整が必要な感じです。

VPNサービスについては、弊社は自社でSSLVPNとPPTPによる
VPNと回線キャリアを分けてそれぞれ用意はしていますが、いずれも
社内に業務系サーバーが設置されている関係上、
VPN装置を社内設置しているため、会社自身が損壊した場合は
かなり機微石井可能性があると感じました。
(会社自身が損壊した場合、事業を継続するどころでは
ないとは思いますが)

あとはやはり電源確保の課題だと思っています。
ホンダからガスボンベで発電できる機器も発売されていますが
2本で2時間というのはちょっと短い間もあります。

大変参考になりました。

2011年03月18日 12時59分

あなたもコメントしましょう!