質問
興味深い検証結果の紹介、ありがとうございます。
ただ「どうしても iPhone/iPad である必要性は無い事例」のように思いました。ソフトウェアが対応すれば、Androidでも出来るはずだなぁ、と思います。
約1年後に登場予定の Windows 8 タブレットは、どの程度使えるかはわかりませんが、「Windows PC へのリモートデスクトップ接続」する端末として使うのであれば、親和性が高いと考えています。
考えようによっては、接続先のPCは別に実物のPCでなくても仮想マシンでも構わないので、「タブレットでリモートデスクトップ接続」が普及すればVDIも普及するのでは?と思っています。
質問
皆さんの会社では「iPhone/iPad」を使った活用はどんなことがありますか?
先日、当社では「iPhone/iPadを使って自席のパソコンを使う」検証を行いました。これはこれまで「B5ノートパソコン」を持ち歩いて販売管理システム(Windowsベース/java系/ieのみ対応)の承認業務を行っている権限者から「ノートパソコンが重い」「自席の受信済みメールを確認したい」「バッテリーが直ぐ切れてしまう(アダプターを持ちたくない)」といった要望があったためです。
■目的
・社外から販売管理システムの承認を行いたい。
・ノートパソコンが重いので軽くしたい。
・ノートパソコンだとバッテリーの持ちが悪い。
・自席のデスクトップのメールを確認したい。
・自席のデスクトップのデータを確認したい。
■検証環境
・Array社のSPX(アプライアンス)
・iPad2
・システム構成図等の概要は下記のリンクよりご確認下さい。
■検証結果
利用した感想としては「社外からiPhone/iPadで社内の自席にあるWindowsパソコンを起動して操作できる」といった状況は非常に便利で感動した。休日等の外出時にわざわざ会社のノートパソコンを持ち歩くのは億劫だが、iPad2なら逆に持ち歩きたいといった感情だけではなく、ノートパソコンに比べて軽く・薄く・長時間利用できる点が非常に良かった。
また、Windowsパソコンを利用するので、iPadでFLASHの表示も可能になる。
キーボード操作もWindowsキーやファンクションキーなどの特殊キーにも対応しているので、少し手数は掛かるものの充分利用できるレベル。難点といえば「マウス利用」ができない点。これは擬似的にマウスを使う機能として「ポイント&クリック方式」があり、マウスポインタを表示してタッチパネルで操作できるもの。これは他のリモートデスクトップよりは完成度が高いものの、やはり本物のマウスにはかなわない。
皆さんの会社での便利・面白い利用方法などありましたら、ご紹介下さい。
検証結果の詳細をまとめていますので、お時間あれば下記のリンクよりごらん下さい。