質問

2012年03月25日 13時21分
  • UPSに接続するサーバー台数のコツ

情シスのオープンナレッジ『Syszo』サービス終了のお知らせ

質問

こんにちは。
社内にてサーバーを設置する際、停電対策として
UPSを利用されると思うのですが、UPSに接続する
サーバーの台数はどのように計算して設置されてい
るのでしょうか?

例えば、APC Smart-UPS 1500にHP ProLiant
DL360 G7を複数台接続して運用しようと思った場
合、何台接続運用でOKと判断すればよろしいですか?
(下記は参考にECサイトなどから持ってきた数値で
正確な数値じゃないかもしれません。)

■HP ProLiant DL360 G7
消費電力(100V 時):約250W
入力電流:1 2.52A (100V) / 1.26A (200V)

■APC Smart-UPS 1500
標準入力プラグ使用時最大入力電流:12A
標準入力プラグ使用時最大出力容量:1200VA/W

電圧で考えたらなら5台?、電流なら4台くらい?
停電時の自動シャットダウンまでの許容時間などわ
からないことが多く...。
こういったことを判断するのを知るのに参考になる
サイトや本などあったら教えていただけないでしょ
うか?

2件の回答があります

回答

おおざっぱに言って 1500W÷250W=6 なので
まぁ 4台くらいかな  ですが
もうひとつ考えないといけないのは起動の順序です 全部、一斉に起動するのは危ないので 起動は手動で1台づつ(電源回復でも自動起動しない)にすればもっとつけれます
ベンダーに頼むと余裕だらけになるので 自己責任でいけばもっとつけれます

シャットダウンも私は「停電になってから10分はシャットせずに10分たったらシャット初めて20分は保持する(の2倍の余裕)」にします。いきなりシャットを始めればちいさくできますが瞬間停電でも落ちるのでそのあたりは電力事情との相談ですね。(2倍の余裕はバッテリの経年変化で容量が小さくなることを考えてです)(”20分保持する”はシャットダウンする時間なのでサーバによって変わります) また制御ソフトによっては”1台しかシャットできない”のでそれならサーバ台数分のUPSが必要です。 逆に自動シャットせずにバッテリ切れまで動かすというのもいいかもしれません。
つまりサーバの用途も考えないと答えは出せませんね。

最近、気が付いたのですがA社のUPSは5年しか保守をしてくれず保守を続けるならUPS本体ごと交換せざるを得ない、とか、T社のは4年でバッテリ交換して8年まで行けるとか。 UPSの寿命も考慮の必要があるかと。

電圧で考えたらなら5台?、
電圧は関係ありません いうなれば電力ですね 力率も考えないといけませんが所詮は 余裕をどれだけ見るか が大事なので おおざっぱ(で余裕をたくさん見る) でいいでしょう 

過去の投稿で参考になるものをあげておきます
No.2660 準備する電源について

No.2765 UPS 監視ソフトに記載されている、電源供給時間(またはバックアップ時間)について

2012年03月25日 18時01分

回答

UPS利用の目的によるかと思います。

1. 停電時に停電回復までの時間稼ぎをする場合

UPSだけでなく発電機や省エネタイプの機器選定を考慮。

2.瞬電対応や数十秒以上の停電時に、安全にシャットダウンをする。

本件ではこの2のケースだと思います。
ちょっと変わった視点(?)からコメント致します。
例としてHP ProLiant DL360 G7ですと、冗長電源が
選択できます。
冗長構成ですので2本のACコードを1台のUPSに接続するのは
どうしても抵抗がございますので、2台のUPSに接続しています。
そう致しますと片側のUPSへのACがダウンした場合にはもう一方に
すべて負担が切り替わりますので結果と致しましては
UPS容量の合計÷2 の範囲で接続できると判断致します。

利用できる電力の上限とシャットダウンまで何分欲しいか
をメーカーの表から計算し、接続できる台数を算定するのが
妥当なのではないでしょうか。

その様な観点からは

HP ProLiant DL360 G7 (250Wとする) の場合は
APC Smart-UPS 1500VA USB & Serial 100V Black を選定したとき
1000W で 5分位と判断し、この時間以内に前後関係も
含めシャットダウンできるのであれば4台まで支えることが
できると判断いたします。

冗長構成では、この計算結果にUPS 1台を追加するだけです。

以上、ご参考まで。

2012年03月28日 01時38分

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