質問
小学1年生の息子がおりますので少し意見を述べさせていただきます。
そもそも教師は現場を回すことしか考えられないような境遇なので
先生にとってIT化するメリットが薄いように感じているのだと思います。
シス蔵通信に書いているのは IT化のメリットデメリット が主でしたが
大事なのは 教育の目的であり 日本および子供たちの目指すべき将来像 をはっきり定義し 手段としてITを活用すること ではないでしょうか?
教育のIT化を目的にして考えても現場の教師からすれば頓珍漢な施策にしか映らないでしょう。
手段と目的を見誤らないことが重要です。
回答では有りませんが、個人的な意見です。
おそらく”箱物行政”と同じ意味で、予算→成果がわかりにくい分野(使用ユーザーの教育など)への投資は面倒なのだろう、と推測します。
使用ユーザーの教育に対する効果測定は、不可能ではありませんが、かなり面倒です。(教育前の作業時間を記録、教育後の作業時間を記録、**%の改善がみられる、など)
また「ユーザー教育の効果測定を全教員に対して実施する」、と言う事を考えただけでも面倒だ、手間がかかる、と思うはずです。それよりは、予算→成果が目に見えてわかりやすい(馴染みの業者を通じた)機器の購入、と言う方向に流れるのでしょう。
「では、どうすれば良いのか?」の回答は明確には見付からなかったので、単なる意見です。
お疲れ様です。
教育現場のIT化は、森首相の時代に大々的にはじまり、現在もその方向性をもとに進めている感じです。
>「生徒にiPadを支給する予算」は簡単(?)に承認されるのに。
各自治体によりますね。
そもそもappleがかなりの数を無償配布しましたから^^;。
各自治体で、学校へのIT投資の予算化はされています。
その予算を、どの学校へいくら振り分けるかは、毎年担当の腕次第となります。
(間違えてる!と言う方はコメントお願いします。)
>多分、ですが「教師の作業を機械化するための予算」は取れないのでしょうね。
これも自治体によりますね。
国としての方針は出ているので、「学校のIT教育」を各自治体で「予算内」で「自分たちで考えて」行え。となってい・・・るはずです^^;。
(これも間違えてる!と言う方はコメントお願いします。^^;)
なので、機械化(自動化)を行うかどうかは各自治体の考えです。
(どこかの自治体がこんなことをやっていたような・・・
教育新聞を読むと書いてあるんですがね^^;)
自分の自治体しかわかりませんが、予算内で入札を行って、落札業者に先生へのITリテラシー教育を行ったりしていました。
まぁ、そうは言っても、全然時間が足りないんですけどね。
あ、私立はわかりません。自治体ですので公立(県立・市立)の話です。
(あと、3年ぐらい前の状況で書いています。最近は教育新聞読んでないので^^;)
お疲れ様です。
SIerの立場として、どちらかというとこういった予算で弊社の文教部門は食っているところがあるので何とも言いがたいところではあります。
現場の先生を見てみると、確かにITに疎い先生とものすごく好きな先生の2つに分かれている感があります。
これがまた、どちらも困った物で、ITに詳しくない先生は1から100まで説明しないとわからないし、応用が利かない、ITに詳しい(というか好きな)先生は、いろいろ設定を好き勝手にいじって、他の先生が使えなくなるような事態になるなど、どちらも困りものとというのが正直なところです。(文教担当SEより)
私は文教の担当ではないですが、端から見ると文教はいいですよね。
予算は沢山つくし、ラインセンスにはアカデミックなる激安ライセンスが存在するし、民間のSIをやっていると同じ価格帯で出来ることの差に驚きます。
実際、教育関係ではシンクラ化やタブレット導入がかなり進んできていますが、このライセンス費用もすべて税金ですからね。
情報漏洩の危険性があるからというのはわかるのですが、教育機関なんですから、まず先生たちにリテラシーを教育するのが本来だと思うのですが...。
ベネッセの事件のようにテクノロジーだけですべてをブロックするのは難しく、やはりそういった意味でも"教育"が本当は大事であると私は思っております。(こんなことを社内で言うと文教部門から怒られそうですが)
質問
シス蔵通信で「<教育×IT>ITで教育現場が変わる!?」なのですが、実はウチは教育機器も扱っているので、その流れでの感想ですが...
児童・生徒・学生のIT化の前に先生・教師がIT化しろ と言いたい。
多分、ですが「教師の作業を機械化するための予算」は取れないのでしょうね。「生徒にiPadを支給する予算」は簡単(?)に承認されるのに。