ノウハウ
マスターイメージに必要なもの ・ボリュームライセンス (VL)版Windows10ライセンスおよびメディア 再イメージング権のため、VL版が必要
参考:MSライセンスガイド
・作業用PC ・マスター用PC(VMwarePlayer等で作成した仮想ゲストでも可) ・展開用PC(VMwarePlayer等で作成した仮想ゲストでも可) ※展開に失敗する事も考慮し、マスターPCとは別に用意する ・インストールメディア用 USBメモリ(16GB~推奨) NTFSまたはexFATにてフォーマット
参考:Windows Server 2016インストール用のUSBメモリやDVD-Rを作成する
・Windows イメージングおよび構成デザイナー(Windows ICD) イメージ戻し後のドメイン参加や無線設定を自動化可能
参考:Windows 構成デザイナーのインストール
1.Windows10インストールメディアの作成 VL版Windowsをダウンロード後、ISOファイル中身を全てUSBメモリにコピーする 2.Windows10構成(プロビジョニングパッケージ)ファイル作成 作業用PCにWindows ICDをインストール後、プロビジョニングパッケージファイルを作成する ・OOBEスキップ設定(初回起動時の【ようこそ画面】のスキップ設定) ・プロダクトキー入力(MAKの場合) ・管理用アカウント設定(既存を保持なら保持設定) ・AD参加情報(AD参加アカウント、パスワード、ドメイン情報) ・WLAN設定(SSID、パスフレーズ等)
参考:Windows 10 向けのプロビジョニング パッケージの作成
3.マスター作成用PC 1.で作成したUSBメモリでWindows10をクリーンインストールする 予めインストールするしておきたいアプリ(物によっては不可)をインストールする 4. マスター用PCへプロビジョニングパッケージ適用 上記で作成したppkgファイルを下記にコピーする %ProgramData%\Microsoft\Provisioning
%ProgramData%\Microsoft\Provisioning
※パッケージでドメイン参加を記載してある場合は、ドメイン参加処理が自動で始まり、 しばらくすると再起動のダイアログが表示されるため、再起動完了後まで次ステップは待機する - 5.sysprepの実行 マスター用PCで下記コマンドを実行し、イメージ取得準備をする C:¥windows¥system32¥sysprep¥sysprep.exe /generalize /shutdown ※コマンド実行後、Windowsはシャットダウンする - 6.イメージの取得 ・Windowsインストールメディア(USBメモリ)でマスター用PCを起動する
C:¥windows¥system32¥sysprep¥sysprep.exe /generalize /shutdown
※マスター用PCにインストール済みのWindows10が起動しない様注意する PC起動時にF10を押下しbootデバイスを指定して起動すると失敗しない
・Windowsインストール画面で「Shift+F10」キーを押下でコマンドプロンプトを起動する。
コマンドプロンプトに【notepad】と入力後、Enter押下でメモ帳を起動し、 【ファイル】→【開く】で各ドライブがどうなっているか確認 コマンドプロンプトより下記コマンドを実行しマスターイメージを置き換える
例:Windowsインストール済みローカルドライブ Cドライブ想定 USBメモリ Dドライブ想定
del D:¥sources¥install.esd del D:¥sources¥install.wim
del D:¥sources¥install.esd
del D:¥sources¥install.wim
DISM.exe /Capture-Image /ImageFile:D:¥sources¥install.wim /CaptureDir:C:¥ /Name:Win10_yyyymmdd
イメージ作成完了後、下記コマンドでシャットダウン wpeutil shutdown - ●イメージの展開確認 イメージを置き換えたWindowsインストールUSBメモリにて展開用PCにWindowsをインストールする。 Windows起動後、マスターPCと同様の状態になっていれば完成
wpeutil shutdown
ログインすることであなたの お困り事を全国の情シス担当者へ 質問することができます。
コードのインライン表示
引用 引用
引用
マスターイメージに必要なもの
・ボリュームライセンス (VL)版Windows10ライセンスおよびメディア
再イメージング権のため、VL版が必要
・作業用PC
・マスター用PC(VMwarePlayer等で作成した仮想ゲストでも可)
・展開用PC(VMwarePlayer等で作成した仮想ゲストでも可)
※展開に失敗する事も考慮し、マスターPCとは別に用意する
・インストールメディア用 USBメモリ(16GB~推奨)
NTFSまたはexFATにてフォーマット
・Windows イメージングおよび構成デザイナー(Windows ICD)
イメージ戻し後のドメイン参加や無線設定を自動化可能
1.Windows10インストールメディアの作成
VL版Windowsをダウンロード後、ISOファイル中身を全てUSBメモリにコピーする
2.Windows10構成(プロビジョニングパッケージ)ファイル作成
作業用PCにWindows ICDをインストール後、プロビジョニングパッケージファイルを作成する
・OOBEスキップ設定(初回起動時の【ようこそ画面】のスキップ設定)
・プロダクトキー入力(MAKの場合)
・管理用アカウント設定(既存を保持なら保持設定)
・AD参加情報(AD参加アカウント、パスワード、ドメイン情報)
・WLAN設定(SSID、パスフレーズ等)
3.マスター作成用PC
1.で作成したUSBメモリでWindows10をクリーンインストールする
予めインストールするしておきたいアプリ(物によっては不可)をインストールする
4. マスター用PCへプロビジョニングパッケージ適用
上記で作成したppkgファイルを下記にコピーする
%ProgramData%\Microsoft\Provisioning
※パッケージでドメイン参加を記載してある場合は、ドメイン参加処理が自動で始まり、
しばらくすると再起動のダイアログが表示されるため、再起動完了後まで次ステップは待機する
- 5.sysprepの実行
マスター用PCで下記コマンドを実行し、イメージ取得準備をする
C:¥windows¥system32¥sysprep¥sysprep.exe /generalize /shutdown
※コマンド実行後、Windowsはシャットダウンする
- 6.イメージの取得
・Windowsインストールメディア(USBメモリ)でマスター用PCを起動する
※マスター用PCにインストール済みのWindows10が起動しない様注意する
PC起動時にF10を押下しbootデバイスを指定して起動すると失敗しない
・Windowsインストール画面で「Shift+F10」キーを押下でコマンドプロンプトを起動する。
コマンドプロンプトに【notepad】と入力後、Enter押下でメモ帳を起動し、
【ファイル】→【開く】で各ドライブがどうなっているか確認
コマンドプロンプトより下記コマンドを実行しマスターイメージを置き換える
例:Windowsインストール済みローカルドライブ Cドライブ想定
USBメモリ Dドライブ想定
del D:¥sources¥install.esd
del D:¥sources¥install.wim
DISM.exe /Capture-Image /ImageFile:D:¥sources¥install.wim /CaptureDir:C:¥ /Name:Win10_yyyymmdd
イメージ作成完了後、下記コマンドでシャットダウン
wpeutil shutdown
- ●イメージの展開確認
イメージを置き換えたWindowsインストールUSBメモリにて展開用PCにWindowsをインストールする。
Windows起動後、マスターPCと同様の状態になっていれば完成