ＬＡＮにつなぐ事にも検証が必要でしょうが
それよりも問題はアプリケーションが動くかどうかでしょう。

私の会社ではＶｉｓｔａに標準のＩＥ７が
　文書管理ソフトで障害を起こす
　端末のｗｅｂ機能で障害を起こす
し、Ｖｉｓｔａそのものも
　モバイル環境で接続できない
ということがあって「Ｖｉｓｔａは買うな」にしているのです。

さらに我々には経費削減でＶｉｓｔａパソコンは購入許可されずよって検証もできない状態です。

私もdesatoさんのおっしゃるとおり、
一番の問題はアプリケーションが動くかどうかだと思います。
その中でも、Internet Explorer 7(IE7)が、一番ネックとなる気がします。

私の会社では、結構Webアプリケーションを利用している部署が
あったりします。（進捗管理システムやネットバンキングシステムなど）
現在、これらはIE7に対応できていないことを確認しました。

まずは、こういったWebアプリケーション、ツールを社内で使用していないか
確認し、それらがIE7に対応しているか調べてみることをおすすめします。

VistaになってもLANにつなぐ操作は、今までと変わりありません。

留意点としては、コマンドプロンプトの応答が日本語になっていたり、
ipconfigを叩いたときにIPV6が表示されたりしますが、
IPV4でも普通につながるので問題ありません。

万が一、つながらなくてもVistaではヘルプ機能が充実しているため、
つながらない原因を表示してくれるでしょう。
(Vistaのヘルプ機能は、かなりわかりやすいです）

Vistaは敬遠されがちですが、かなりいいOSだと思います。

しかし、IE7には注意が必要です。
実は来月、とうとうIE7が自動更新により、配布される予定です。XPだからといって油断はできません。↓
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20071219/289787/?ST=win

もし、社内のWebアプリケーションやツールがIE7に対応していない場合は、
自動配布の無効化ツールキット(Blocker Toolkit)をインストールして下さい↓
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=4C12D92F-808D-4C21-96CA-DC191A0A8E41&displaylang=ja

自宅および、会社内の一部でVistaを使用しておりますが、とりあえず大きな問題は起きておりません。（標準でセットアップしている、Symantecのアンチウイルスが、IPv6を標準で外部に出さないようにしている事などが、影響しているかもしれません）

また、IE7に関しても、一部の部署では使用していますが、今のところは大きな問題が起きておりません。（WSUSを導入して、ある程度社内で配布されるプログラムをコントロールしています）（一時IE7がMicrosoftの設定ミスで、社内でUpdateプログラムとして、配布されてしまいましたが、大きな問題にはならなかったため、そのままの状態で運用を続けています）

ただ、一部の環境では大きな問題（Network停止など）が起きる可能性がありますので、慎重に対応されてみてください。出来れば、LANに接続しての検証作業は、比較的影響が少ないと考えられる、昼休みや定時後に告知してから行った方が良いかもしれません。
関連すると思われる、投稿「No.320 WindowsVistaに関しての　評価／検証　どんなことでも」もあわせてお読みください。

自動配布の無効化ツールキットは
ユーザがダウンロードした「IE7-WindowsXP-x86-jpn.exe」を無効にする事は
出来ませんのでご注意ださい。

うちはＰＣ監視ソフトで実行できないようにしています。