質問
上記のようないわゆる「電源が不安定」なケースでパソコンが壊れるっていうのは内部的にどんなことが起こっているからなのでしょう?
このような場合、大きく2つのケースが考えられます。
主にHDDへの影響と、コンデンサへの影響です。
HDDへの影響としては、HDDが動作している時に、電源が不安定になってHDDのモーターや磁気ヘッドの動作が不安定になって、うまくデータが書き込めなかったり、うまく読み込めなくなって、起きる不具合があると考えられます。
そして、その影響を受けたファイルが、OSの重要なファイルだったりした場合には、起動出来なくなるなどの影響が考えられます。
コンデンサへの影響は、元のAC100Vの電圧が変動した影響が、PCの電源部分では完全に吸収出来なくて、M/Bなどに付いているコンデンサへの供給電圧が変動して影響を与える事が考えられます。
最後にタコ足配線の危険性を紹介します。
こんな感じでいかがでしょうか?
先日ユーザから上記のような疑問を投げかけられて
そのユーザがどういう事を聞きたいのか にもよりますね。
パソコンの電源はたいていの場合、スイッチング電源で電圧の範囲はかなりラフです。しかしノイズや急な変動への対応は限度があります。
日本国内でしたら電源事情は最高にいいのですが 海外ではそうはいきません。UPSの設置が不可欠でしょう。
大電力のものを一緒につながないかぎりたこ足配線だから不安定ということはないと思いますが、だいたいにおいて、たこ足配線するようなケースは管理がルーズになりがちで「ACアダプタの重みでコンセントが抜けた」なんていうことになりかねません。「机の下で足を伸ばしたらコードを引っかけて抜けた」ということも良くあります。
「パソコンの内部がどうなっているか」を気にするより「しっかりとした配線を行う」べきです。
(私は自作のたこ足配線テーブルタップを持っています!! 投稿番号759のコメント4のお礼 を参照)
質問
素人丸出しな質問でなんなんですが・・・。
タコ足配線とかで電源が不安定だとパソコンが壊れる
(システムファイルが壊れるとか、マザボいかれるとか)って
よく耳にするのですが、お恥ずかしい話、自分は論理的な説明ができません。
上記のようないわゆる「電源が不安定」なケースでパソコンが壊れるっていうのは
内部的にどんなことが起こっているからなのでしょう?
実は、先日ユーザから上記のような疑問を投げかけられて固まってしまったものですから、
よろしければ解説いただけるとうれしいです。