質問

2008年12月14日 21時56分
  • 情シス部門が目に見えて評価されるような取り組み

情シスのオープンナレッジ『Syszo』サービス終了のお知らせ

質問

情報システム部門って、ITインフラが維持管理できて当たり前と思われていて
いざ、何かトラブルがあると「情シスはなにやってんだよ」と、
鬼の首をとったかのように叩かれる。そんな存在だと思いませんか?

しかも、最近の内部統制関連の取り組みで、セキュリティを高めなくては
いけなくなったので、余計に煙たがらる始末。
(例えば、外部メディアを許可制にしたので営業活動がしにくくなったとか)

くやしいのでw、情シス部門が目に見えて評価されるような取り組みが無いものか模索しています。
(だからといって他部門の御用聞きのようなことはしたくないのですが)
例えば派手なところで
「基幹業務システムの立ち上げやリプレースによって、営業活動が大幅に効率アップした!」
とかいうのはあると思うのですが、
なんというか、もう少し小規模なことで実現可能なことがあれば
来期以降の計画に組み入れていきたいんですよね。

例えば、e-ラーニングを取り入れるとか言うのは、来期の計画としてあるんですが、
どちらかというとセキュリティ意識向上のための刷り込みというところが当初の目的なので
大きな評価(というか感謝)が得られるかというと微妙です。

とどのつまり、誤解を恐れずわかりやすく言うと「感謝されたい」わけですねw
皆様、何か良いアイデアがありましたら是非お願いします。

3件の回答があります

回答

私にとっては情報システム部門はサービス業と思っていまして、現場の作業改善・効率化・合理化がその目的と思っています。
よく「経営者が求める情報シス」というような事を言う人が居ますが、私にとっては「経営者は言いたいことが言える(命令できる)のだから必要があれば情シスに要求すればよい」と思っています。
反面、現場の者は「作業改善・効率化・合理化」といったことが「思いつかない・言い出せない」ので、そこを助けてやるのが情シスの役割だと思います。
昨今は「セキュリティ」「内部統制」ばかりが注目されて現場にとっては「面倒」「手順が増えた」と非効率なことが多くなっています。

こういうときこそ情シスは「作業改善・効率化・合理化」を提案・実践すれば喜ばれると思いますよ。 投稿元さんの業種や情シス体制が判りませんが現場に対しての「作業改善・効率化・合理化」は提案は出来ないでしょうか。
このときに気を付けなくてはいけないのが単なる"ソフトの導入"ではなく、実際の運用をも考えた提案にすることです。
(合理化推進のはずがどこからか"ソフトの導入"だけが目的になって、しかも「費用削減しろ」と言われて機能を削って、結果的に「前の方がよかった」と言われるような結果になったプロジェクトを何回も見ています。くれぐれもそうならない事を祈ります。)

2008年12月15日 08時23分

回答

「サービス業」、同感です。

情シス部門を一つの企業としてみれば、「経営者=株主」「利用部門=お客様」「情シスメンバー=自社従業員」ということになるのでしょう。

お客様の満足度が高くても(情シス部門単独の)決算状況が悪ければ株主が満足してくれません。株主が満足していてもお客様が離れてしまっては立ち行かなくなります。
お客様も株主も満足させていても、従業員のモチベーションが低ければ、それが伝わってしまう。

近江商人の「三方良し(売り手良し、買い手良し、世間良し)」じゃないですが、その三方のバランスをとりながら高めてゆけば、結果として感謝されるのかも知れません。

ロングスパンで、単なる理想論かも知れませんが・・・。

具体的な話となると・・・。
確かに昨今「内部統制」や「セキュリティ」ばかりで(大切なことですが)、「生産性向上」を見込めそうなソリューションが目に付かなくなった気がします。頭打ちですかねぇ。

回答

今度情シスに異動が決まった経理の15年選手です(><)

情シスを取り巻く各部門の期待というのは高まる一方で、情シスに寄せる要望なんか星の数くらいあると思っていいと思います。
でも、結局はどれもこれもみんな各部門それぞれのエゴに過ぎないことが多く、自分らの利益ばかりを主張してくるものです。また情シス側にも当然エゴがありますしね。この手の合理化を妨げる原因は、つきつめると下記に集約されると思います。

①費用対効果が悪い(ハイコストローリターン)
②ある部署の合理化が結果他部署の迷惑になる
③一時しのぎ(結局は元の木阿弥に)

情シスはこのようなケースになってしまう道筋を明らかにして、各部署の意見調整役になれれば、相当感謝されると思います。そのためには、結局
①現場の意見をじっくり聞いていく姿勢を崩さないこと、
②さまざまな条件と結果が提示できるスキルがあること、
③彼ら自身も知らない本当の現場のニーズをつかんで、それを満たすこと。
に尽きるのかなと。

まぁ難しいことですが(笑)

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