こんにちは。
弊社ではＡＤ・ＷＳＵＳ・ファイルサーバーを一つのサーバーで運用していたことがあります。

サーバー環境は次の通りです。
・メモリ２ＧＢ
・容量７０ＧＢ
・利用者…300人程度

運用開始してから約１年ですが、容量が残り２０ＧＢを切りました。
ＷＳＵＳを使用していることで、ＵＰＤＡＴＥ用のファイルがどんどん増えていきます。

現在はファイルサーバーの機能を別サーバーに移したので余裕が出来ましたが、今後ＷＳＵＳも別サーバーへ移行していく方向で検討していきます。
ちなみに、サーバー自体の動きは快適なもので、負荷的には全く問題ありませんでしたよ。
exchangeについてはわからないので、下記のＵＲＬを参考にしてみて下さい。

以上です。

個人的には30人を超える構成であれば
ドメコン2台　サブをWSUS+プリントサーバー
ファイルサーバー1台
エクスチェンジ1台
バックアップサーバー1台
で構成したいところです。

WSUSはとにかくディスク容量を食いますので、システムドライブとの切り分けは必須。
ファイルサーバー、エクスチェンジもシステムドライブには設定しないようにします。

30人以下であれば2台構成で
ドメコン1+プリントサーバー1+ファイルサーバー(D:)+WSUS(E:)
ドメコン2+プリントサーバー2+エクスチェンジ(D:)
バックアップはシマンテックのシステムリカバリでシステムドライブもデータドライブも一括して保存。

WSUSの同期を夜間に設定すれば、ファイルサーバーと共用させてもそれほど負荷は上がらないと思います。

とにかくドメコンは2台！

サーバのことは詳しくないのですが
ベンダーさんには
「御社の場合はWindowsUpdateはしないほうがいい」
と言われたので
WSUS　server
は入れるつもりはありません。

１号機　・ADserver　＋　Exchange　server
２号機　・ADserver　＋　File　server（小規模）
です。

基本的には１サーバ１機能で考えています。
が正直に言うとベンダーさんに案をお願いすることが多いですから私が考えるわけではありませんですわ。

確か、ドメインコントローラとWSUSは、相性が悪い気がしました。回避策はありますので、参考URLを読んでみてください。

理想的には、コメント（3）柏木敬子 さんがおっしゃるように、「１サーバ１機能」が、一番安定性が高いと思います。ただし、サーバーのライセンス費用、ハードウェア費用が非常に高価になります。

私であれば、メモリを８GB以上にしてしまい、Hyoer-Vを利用して仮想サーバーを４台作成して、それぞれに機能を分散させておいて、ホストでファイルサーバーを運用すると思います。（コメント（2）memo77 さんの、「とにかくドメコンは2台！」は、私も賛成です）
その場合 ホスト側の Server ライセンスは、Enterprise を使用すれば、Windows Server のライセンス問題は発生しません。

もしくは、クライアントが少なめ（300 User以下）であれば、最初から統合された「SBS 2008 (〜75)」「EBS 2008 (〜300)」のような製品を買うと言う選択肢もあると思います。（トータルの購入費用や、構築の手間は少なくて済むはずです）（ただし、拡張性の問題があります）

最後に、WSUS は定期的に［サーバー クリーンアップ ウィザード］を実行しましょう。でないと、大変な事になります。（私も経験者です）

思い出した事があったので補足です。
今回の場合、１つのWindowsにまとめようとすると、各種 DB の管理が非常に面倒になりそうな事に気が付きました。

・AD　server　（一種のDBと考えられます）
・WSUS　server　（Windows Internal Database を使用します）
・exchange　server　（JETを基本にしています）
・file　server　（Backupアプリケーションをセットアップすると、大抵DBもセットアップされます）

個人的に、これらを１つにまとめる事は無謀だと考えます。どれか１つをアップデートしたら、他が動かなくなる、と言う事がおきそうです。

やはり、お金の面で都合がつく限り、単機能でサーバーを運用した方が安定運用出来ると思います。