私のところでは
ＩＴの資産管理と固定資産やリース物品とは全く別の管理をしています。目的や管理方法が違うので同じツールで行うのは無理だと思います。
ＩＴ資産管理では人に絡めて行うのがよくパソコンなら「使用者」、サーバなら「管理者」が大きな要素になります。そこにソフトや周辺機器がくっついてきます。日々の管理をしっかりやらないといけません。
固定資産では毎期の評価（簿価）計算が主となってきます。棚卸も必要です。廃棄証明もキッチリ取っておく必要があります。おおよそ期毎の管理になろうかと思います。
リース物件の管理は契約書・リース支払い一覧・再リース契約の把握が必要ですし、リース会社から物件一覧を取り寄せて合致のチェックをします。リース期間での管理なので物件毎にアラームがかけれると便利です。私のところではＯｕｔｌｏｏｋのアラームに登録して契約更新（または解約）を忘れないようにしています。
固定資産とリース物件では重複することは無いはずですが、ＩＴ資産管理と固定資産／リース物件では重複があり得ます。
もうひとつ、無形資産（ソフトウェア）の管理もあるかと思いますがこれは固定資産と同様にやればいいでしょう。
ツールについてですが、固定資産・無形資産は最近、「償却奉行」を使い始めました。それまではＥｘｃｅｌを使っていました。（もっと前はオフコンで専用のプログラムを作りました。）　ＩＴ資産はＥｘｃｅｌの表です。それとは別にネットワーク接続機器のＥｘｃｅｌの表があります。リース物件管理もＥｘｃｅｌです。ただしリース料の支払いや契約はそれぞれの職場が行っています。

いずれにしても定期的に棚卸しをすることが必要です。（固定資産で「何々一式」のよう場合は個別の機材が散逸することがあるので機材一覧表を作って所在地管理をしっかりしないといけません）

おそらくdesatoさんと同じ事を言おうとしていると思いますが．．．
私の上司が「資産管理ソフト」を導入するというので関連部署の人を集めて説明会を開きました（私は反対したのですが）。
それで説明を始めたのですがどうも「経理で行っている固定資産管理」と「パソコンなどの資産管理」とを混同しているようでした。
結局、経理の人が「LANで情報収集する方式では固定資産管理はできない」と言い出して説明会は失敗に終わりました。

「IT、その他関わらず、会社の固定資産やリース物品などを同じツールで管理できたら」というのは無理だと思います。
固定資産は減価償却と資産廃却、リース物件はリース料とリース期間管理があってそれはITの管理と一部が重複すると思います。