質問

2010年04月12日 10時31分
  • 複合機の競争見積もりについて

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質問

複合機の競争見積りを実施する場合に,本体価格以外に比較すべき項目をご教授ください。

2件の回答があります

回答

本体価格以外に比較すべき項目
ということですが、一口でいうと「ランニングコストを比較する」ということになりましょうか。 業者によって保守サービス、消耗品の価格、頻度が違うと思いますので(保守の中に消耗品が含まれているとか)比較するなら例えば「3年間でA4サイズを10万枚印刷するとしたら総額でいくらになるか」がよいかと思います。(3年で10万枚かどうかは過去の実績から想定する) 

比較表を作るなら「保守・消耗品の価格体系」を比較することも大事です。というのは「2000枚までは@15、10000枚までは@12、それ以上@10」というのと「5000までは固定、それ以上は従量制」とかがあって、前者の場合は極力節減できますが、後者では5000枚まではガンガン使うという対応が出来ます。どちらが合っているかは御社の事情によります。

カラー印刷の価格にも注目します。R社は「赤と黒ならモノクロ料金」なので「印影を赤で印刷したい」「変更部分を赤塗り」とかは安くできます。

2010年04月12日 11時30分

回答

>複合機の競争見積りを実施する場合に、
 本体価格以外に比較すべき項目をご教授ください。

1)本体価格を決める際、
  仕様・スペックを必ず比較してください。

  ・中小企業向:分速20枚前後程度の機器と、
  ・大企業用 :分速50枚以上用機器では、

  販売価格も変われば、保守料(カウント料金)も当然変わります。

2)オプション構成は、どういうかたちになっているか。
  比較の際は、それら加味したトータル価格で比較してみてください。

  ・合見積の場合、競合各社で同等スペックを実現する場合には、
   微妙な機能差を、複数のオプション追加でカバーする場合が
   あります。当然その分、そこからの金額は増えてます。

  (逆に不要な機能は、そのオプションを外せば、価格下がります
   から、そのメーカは有利になりますよね。)

  ・例えば、紙カセットを2段→4段で設置する場合は、
   その2段分は、ほぼ各社オプション扱です(大企業用上位機は別)
  ・フィニッシャー(ソート・ステープル・折等の機能)
  ・スキャナオプション(ネットワークPDF化機能等々)
  ・その他拡張機能等々。(PostScript対応など)

  (定価通りだと、上記のオプション価格だけで数十万はします。)

3)保守料金(カウンター料金)
 ・各社、基本の定価での価格表があります。。。 が、
  実は、ここは案外交渉できるところであったりします。

  合見積比較するなら、各社に「提案料金を提示させて」
  シミュレーションされることをお勧めします。

  あと、交渉する前には、自社の複合機の課金額と枚数が、
  どれくらいなのか、必ず、確認しておく必要があります。

  これらには、テクニックはありますが、対抗馬・本命が
  いるなら、それぞれ(本命として)交渉してみると、
  案外下がったりします。

  ただし、これら価格決定権は通常は「保守契約先の
  メーカ販売会社・メンテ会社」が持ってます。
  販売店は多少関与はできますが、最終決定権はありません。

  もし下手なやり方して、相手方の心証を下げる心配があるなら、
  価格交渉のうまい人に任せた方がいいです。

  #まぁ、定価通りのケースは、1台だけの小規模なところか、
   価格交渉余地無しと、最初からあきらめている場合ぐらい
   ですけどね。

4)保守体制
 ・受付時間帯は?
 ・トナー料金は?(カウントに含むのか、別なのか)
 ・保守に含まれる部品は?(全部なのか一部なのか。
  一部のメーカは、特定部品は有料になってる会社・機種もあります)

以上4点かと思います。

追伸:柏木さまのお話、補足させてください。

・R社機の「赤黒モード=モノカラー」出力が適用できるのは、
 「複写(コピー)モード」の時だけです。

・R社機の「プリントモード」では、
 「カラー」か「白黒」しか切替出来ず。
 赤黒原稿を、デフォルト設定のまま出力をすると、
 自動で「フルカラー出力」で設定されて、フルカラー課金が
 されるはずです。

・R社のモノカラーの定義はトナーを2色以下で利用するか、
 「赤黒・モノカラーモード」と設定した出力のみになります。
 プリントの場合は、黒+赤=トナー黒1色+赤用(2色)分で、
 3色利用なのでフルカラー扱いです。
(赤は、Y色M色を組み合わせて、赤をつくってます。)

 上記は私の知見ですが、念のため保守の請求元(か、技術者)に
 必ず確認してみてください。(営業では知識不足の恐れ有るので)

以上、宜しくお願いします。

2010年04月12日 16時28分

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