質問

2012年11月24日 01時21分
  • 海外進出企業のITシステム構築について

情シスのオープンナレッジ『Syszo』サービス終了のお知らせ

質問

消費市場の主役が先進国から新興国に移り、生産拠点の海外シフトや現地法人化にシフトするなか、製造管理システムや現地法人の基幹システムなどは現地で運用している比率が高いのでしょうか?その際、システム部門または要員を現地に置いているんでしょうか?
このあたりの事情に詳しい方から情報を貰えると嬉しいです。

1件の回答があります

回答

ウチの場合は
タイ、中国に生産拠点
ヨーロッパ、アメリカに販売拠点
がありますが いずれも現地でITの運用を行っています
言葉も習慣も法律も違う海外でのシステムを日本からコントロールするのは難しいと思います。現地にはそれなりの人間を配置することになりますが、そのメリットはリスクを上回ると思います。
タイにおいては最初は私も関与しました。現地でのソフト(といっても開発企業は日系企業でしたが)を導入して、まあまあの成果を上げました。その後、規模の拡大で新システムを導入することになった(私は関与せず)のですが、日本本社から指定したパッケージソフトを導入したところ、”使えない部分”が多々あり、仕方なく”使えない部分は手作業”というハメに陥りました。そんなことなら現地に任せておけばよいのにというのが私の感想です。(丸ごとパッケージを導入しながら使えない部分が多いというのはムダとしか言いようがありません)

中国の工場では会計ソフトは国の方針でほとんど”これ”と決まっている(し扱える人もそれしか知らない)ので最初から決まりのようなものです。
ヨーロッパやアメリカでも操作のほとんどは現地の人が行うので現地で名の知れたソフトを導入するのが無難です。

現在ですとSaaSで全世界からアクセスして使用することも可能ですが、細かいところで現地の法律に合わないところがあると、そこは手作業になってしまうので、返ってSaaSと現地の法律の両方を知らないとやれないなどの問題が起きるかもしれません。 

2012年11月24日 16時14分

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