うちでは、再雇用者は沢山います。もちろん60才定年で退職する方もいて、
人それぞれですけれど。

再雇用者の給料を、どうするかは難しいところで、全く同じ仕事をするのに
給料を下げてはモチベーションの低下で良い結果を生まないので、
仕事の内容を変更する必要がありますね。管理職を解いて、持っている
技術力の発揮だけをしてもらう等です。
役職者でない場合は、給料は時給制になったりして、働ける範囲内でやって
もらうような事になりますね。その場合は、「もう定年すんだから」という
言い訳がどこかしこにあらわれてきます。会社もそういう目で見て、全体が
緩くなって行きますね。

年金の支給年齢を考えると、65才までは働かざるを得ない状況ですから、
再雇用者は増えて行くでしょうが、その結果、高齢化会社が見事に出来て
くるのです。
うちがその見本で、若い人、沢山きて欲しいので募集しますが、
それがこんな小さな会社には来てくれないのですね〜。
来ても定着しない。それで、益々高齢化がすすむというわけで。

当方、再雇用は、本人が希望すれば、且つ、現場での要望があれば残る
（継続勤務）事が可能です。　給与は、それなりに下がります。
会社は、高齢者再雇用の制度などを利用しながら雇うことになるのでしょう
ね。　給与分働けと言われても逆に働けません（徹夜での開発やメンテナン
スはとても無理です）ので、給与相当分の働きで勘弁してもらうと言う事に
なります。
かくゆう私も再雇用組みです。　相変わらず情シス担当です。
我々の世代は、全てが無の状態から作りこんできた世代ですから、ある意
味、オールマイティ的な使い方が出来るので重宝がられる一面もあります
が、正直、通勤はきつくなる一方です。
我々の世代は、フリーソフトなんてありませんでしたので、それこそ深いと
ころは深く、また広く浅く知識を必要とされてきましたので、便利屋として
は良いのかも知れません。　大概の事は処理できます。　ググル事も結構多
いですが。
若い人は間口が狭く、深い知識を要求されると思います。　そう言う意味で
は、中小企業の情シスには不向きでしょう。　給与面でも難しいと思いま
す。　老兵は、中小企業向きかもしれませんね。
あまり、年寄りが頑張ると、若い人の仕事を奪う事にならないか、少し心配
しています。　ただ、年金だけでは暮らしていけない、多少なりとも、見入
りが必要ではあります。

うちの会社でもいっぱいいます。

また、使える人と使えない人に分かれますね。
管理職のみの人は、使えずですね。
技術系でばりばりやっていた人は、豊富な知識で下をひっぱっていってくれているので、かなり助かります。（本来もっと早めに継承してほしいですが）

給与の面では、あまり使えない人は半額でもよいだろうけど、それなりの人は半分って申し訳ないくらい。