質問

2015年09月23日 17時41分
  • 中古品か新品か

情シスのオープンナレッジ『Syszo』サービス終了のお知らせ

質問

社内で使ってるプリンター、複合機、パソコンは大体中古品です。

今までいた会社ではベンダーから新品で購入もしくはリースで対応していました。

60人程の中小企業ですが
中古購入というのは一般的なのでしょうか。

メンテナンスを考えると中古より新品のほうがメリットがあるのではと思うのですが、ご意見伺いたく投稿させていただきました。

よろしくお願いいたします。

6件の回答があります

回答

お疲れ様です。

一般的にITにおける機器は、耐用年数5年を目標に設定して製造されています。
この5年とは、一般的な平均な使用量を元に計算されていることが多いです。
ことにプリンターにおいては、耐用ページ数がきちんと出されている製品が多いと思いますが、だいたい5年で割ると1年間における想定枚数がわかります。
イコールこの枚数が、御社の利用する枚数と比べて如何かどうかがポイントとなるかと思います。

プリンターはただ出すだけなので、使うだけ使って壊れたらまた安いのを買えばよいという話しを情シス界隈でよく聞きます。確かにそれも一理ありますが、古いプリンターのトナー調達の問題や、故障時におけるドライバー再インストールの問題など、プリンターに対する人的なコストもありますのでよく考える必要があるかとは思います。

ただ、自動車と違って排ガスとか燃費とかがあまり気にされることなく、トナーの消費量はもはや効率化をドコモ考えていないプリンターメーカーばかりであることを考えると、中古の利用(特にモノクロ)は、個人的には有りなのかなとも思います。

※言い換えると、レーザープリンターのコストは高いもののコスト競争で、イニシャルコストを極限まで下げて、トナー等の消耗品で利益を出すビジネスに変わってしまっています。この場合、消耗品の消費量と中古機器の運営維持費用(メンテ費用やトナー費用)と新品購入における費用の比較は、しておいて損は無いと思います。
(中古だから安くすむという事情は、上記の事情から個人的はあまり差がっで内のではと思います)

2015年09月23日 23時57分

回答

すでに「プリンター、複合機」に間してはdoraemonさんから有意義な回答がされていると思うため「パソコン」に関してだけ補足程度のコメントをします。

パソコンも doraemonさんの指摘通り、基本的に最大で5年程度の耐用期間を前提に設計されているようです。

なお「パソコン」の場合には、HDDなどの可動部分だけを交換すれば、M/Bなどの部分は5年以上使用できる事が多いようです。(実際にメーカー出荷日から8年以上経過したデスクトップPCを何台も現役で使用しています)(ノートPCの場合には、液晶やキーボードなどをパーツ単位で交換可能か?も重要になってきます)(メモリー規格が古くなると容量あたりの価格が非常に高くなるため、古いPCのメモリー増設をためらう場合もあります 例:ノーブランド最低価格 DIMM DDR2 SDRAM PC6400 4GB 1枚 6,000円 ⇔ DIMM DDR3 SDRAM PC3-12800 8GB 1枚 5,000円 )

ただし「パソコン」の場合には、最新型と中古の間の処理速度の違いをどう考えるのか?の方が重要だと考えています。最近は以前ほどには、処理速度の向上を感じる事は少なくなったとはいえ、やはり最新機種⇔3年前の機種⇔6年前の機種を比較すると、体感出来る程度の処理速度の差があります。

『ほとんど「パソコン」を使用しない業務』が主であれば、処理速度の差は無視できる差になるため「中古でも良い」との判断もあり得ると思います。しかし『「パソコン」を一日中使用する業務』が主であるのならば、PCを最新型にした場合の効率アップ(時間短縮)のコストを算出してみて、購入コストと比較検討するのも必要だと考えます。

非常に極端な例ではありますが「インテルの社内用PCは3年以内にすべて入れ替える(3年以上は使用しない)」そうです。CPUの性能向上速度などによる作業効率向上を常に最適化するためには「3年で入れ替える事が最も良い」との結論のようです。常に膨大な利益を出し続けている大企業ならではの発想だとは思いますが、中古パソコンを使用するデメリットをしっかりと認識した上で判断をする必要はあると思います。

2015年09月24日 21時49分

回答

既にお読みかもしれませんが、関連していると思われる過去の質問とコメント(回答)があります。一部旧システムで回答時に設定したリンクが引き継がれていない等の問題がありますが、お時間の許す範囲でお読みください。

PC 修理について
http://www.syszo.com/detail.php?id=32755

PC入替の基準を設けていますか?
http://www.syszo.com/detail.php?id=30227
クライアントPCは5年以上、壊れるまで使うのが当然!?
http://www.syszo.com/detail.php?id=21113
PC買い替えの提案
http://www.syszo.com/detail.php?id=24065
PCの耐用年数
http://www.syszo.com/detail.php?id=24546
社内PC交換タイミングの見極めについて
http://www.syszo.com/detail.php?id=30112

2015年09月24日 23時39分

回答

もう1つ追加します。
なお、インテルのPC入れ替え方針は紹介記事へのリンクがあったと思いますが、無くなっているため今週末にでも探してみます。

徐々に劣化するClientPC環境への対応
http://www.syszo.com/detail.php?id=27680

2015年09月24日 23時44分

回答

(コメントしたのに消えてしまった  トホホ)

逆に

60人程の中小企業ですが中古購入
で済むというのが 珍しい というか 素晴らしい というか
どのような業種でどのような作業をしておられるのか 知りたいところです
カリスマ経営者で「パソコンなんか 動けばいい 中古でいい」とされているのかも...

ウチは新品で購入して 壊れるかもっと良い物が出るまで(*)は使い続けます 製造業でしかもサービス部門を持っていることもあり、パソコンもできるかぎりパーツ交換してつかいます でも、それに要する人手や技術があるから出来ることでハードの技術がなければ無理かもしれません

商社さんのようなところではすべてレンタル品で2年で新しいものに交換するというところもあります(ウチのマーケティング部門はそうしています お客相手にXPのPCを出すようでは会社の信頼性が疑われますからね)

*:ハインラインのSFの映画化で”宇宙の戦士”の場面で「今日からお前が指揮官だ。 それはお前が死ぬか、より適任な者が現れるまで続く」というのがあります   余計な話でした

2015年09月25日 11時47分

回答

インテルのPC入れ替え方針に関する情報です。
インテルの公開資料にハッキリと書かれていました。インテルとしては全ての企業がこのサイクルで、インテルプロセッサの入ったPCを入れ替え手暮れる事が理想なのでしょう。

【PDF】 PCライフサイクルの管理:生産性とIT効率の向上 2012年7月
http://www.intel.co.jp/content/dam/www/public/ijkk/jp/ja/documents/best-practices/pc-lifecycle-management.pdf

「最適なPC更新サイクル:2~4年のPC更新サイクルが最適であり、総保有コストを削減できると判断しました。」

インテル、IT部門における2014年の取り組みを紹介 - 社内ソーシャルやモバイルで業務改善、データ分析で大きな収益価値も | マイナビニュース
http://news.mynavi.jp/articles/2015/02/24/intel/

配布するノートPCのほぼ半分がタッチ対応で、3年に一度の更新に際し、現在90%がタッチ対応デバイスを選んでいるという。ちなみにデバイスはいくつかのリストの中から社員が好きなデバイスを選べるようになっているだけでなく、若く優秀な技術者をIntelにひきつけるべくBYODも行っている。

@IT:インテルの“情シス部”に学ぶ正しいクライアントPC管理 2003/5/29
http://www.atmarkit.co.jp/news/200305/29/intel.html

インテルのPC購入の基本は「Buy High」。つまり、発売されているPCの中でできるだけ高スペックのPCを購入するということだ。

インテルではこのBuy Highの方針に基づき、2003年中にインテル社内で利用されているクライアントPCの3分の1に当たる3万5000台を、最新のCentrinoプロセッサ搭載ノートPCと、Pentium 4プロセッサ搭載のデスクトップPCに入れ替える予定。基本的には3年~3年半の期間でPCを入れ替えていくという。

2015年09月29日 15時08分

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