Windows10への自動アップグレードを促す
広告ポップアップが表示される更新プログラム「KB3035583」が、
WindowsUpdateで2月26日にまた配信されました。

「KB3035583」はWindows10への自動アップグレードを促すだけでなく、
アップグレードを望まないユーザーにも約6GBのアップグレードプログラムがダウンロードされるため
「KB3035583」の削除を行いました。

当社ではWSUSなどは利用していないので、
前回のWindowsUpdateの際は、

①Windows10へのアップグレードをしないよう周知
②更新プログラム「KB3035583」のアンインストール
③アンインストール後、WindowsUpdateを非表示

を手動で行いましたが、
今回②の対応はバッチを作成し社内へ配布しましたので情報共有します。

◆更新プログラムのアンインストールコマンド
　
wusa.exe /uninstall /kb:3035583 /quiet /norestart
（wusa: Windows Update Stand-Alone）

[コマンドオプション]
quiet：ﾕｰｻﾞｰ操作不要で実行
norestart：Windowsを再起動しない

作業後、Windowsを再起動すると削除されたことが確認できます。
（自動で再起動を行う場合はnorestartオプションを削除）

◆対象機器(検証済)
・Windows7(32bit、64bit),Windows8.1(64bit)

※再度インストールされないために「KB3035583」を
　WindowsUpdateから非表示にする作業③は別途必要です。