質問

2009年01月22日 16時32分
  • NASのデータバックアップについて

情シスのオープンナレッジ『Syszo』サービス終了のお知らせ

質問

現在複数の拠点で、サーバの容量不足から、NASをファイルサーバとして利用しています。
300GBのNASをファイルサーバ(以下FS-NAS)として利用し、1TBのNASをバックアップ用
(同BK-NAS)として月、水、金とそれぞれ別のフォルダへ『上書きバックアップ(完全/
差分)』を行っています。

データを誤って消してしまった時などは、直近のバックアップデータをBK-NASからFS-NAS
へ戻して対応しています。
FS-NASが故障した時には、BK-NASのIPアドレス、機器名、直近のバックアップデータフォ
ルダの共有名をFS-NASのものに変更して対応しました。

みなさんの中にも、NASをファイルサーバをして利用されている方もいらっしゃると思いま
す。
データのバックアップはどのような形で行っているのでしょうか。
別のサーバから行いテープ装置へバックアップしている、外付けHDDで行っているなど、事
例をご紹介いただけたらと思います。

よろしくお願いいたします。

3件の回答があります

回答

以前同じような環境で、外付けHDDへバックアップしていました。

2009年01月22日 18時18分
kph

回答

ぽるさん。こんにちは。

現在弊社の場合はTeraStationをNASとして使っていますが、同メーカーの親和性の高いUSBストレージをバックアップ用とし、TeraStationのスケジュールにて毎日フルバックアップを取るようにしています。
またサーバーのバックアップ用に使っているArcServeというソフトウェアのNASオプションを利用して、特に重要度が高いファイルを集めたフォルダをテープメディアへバックアップしております。

蛇足ですが…
NAS運用当初弊社ユーザーのITリテラシーは著しく低いうえ、管理者の目が行き届かないために、ありとあらゆるファイルがNASへ保管されておりました。(Windowsのシステムフォルダまで保管されていたことがあります)
そのためNASの80%以上を不要なファイルが占めるという実情でした。

こうした事態を避けるため、2年の歳月をかけITリテラシー向上のためのユーザー教育をたっぷりと行い、NASに対してもしっかりした運用ルールを決めて現在に至っております。
結果としてNASリソースの無駄遣いがなくなり、バックアップ時間の短縮にも繋がりました。

2009年01月23日 10時46分

回答

こんにちわ。
以下、経験談と所感ですので、ご参考までに・・・

弊社の環境下では、Repliwebという海外のパッケージを利用し、
国外の拠点に配置してある別サーバーへバックアップを行っています。

バックアップ単位は、ある一定のディレクトリ単位で、その重要性や更新頻度から設定し、
日次〜週次単位でそれぞれ深夜時間帯にバックアップしています。

また、一部のサーバーではLTOを利用したバックアップも一部で併用しておりますが、
この場合は、意外とLTOのチェンジャーが無いと、
大容量&頻繁&多世代的なバックアップの運用は煩雑になっていきますし、
なにより、テープ自体の管理はマニュアルになりますので大変です。

一時期、NASを利用していたことがありますが、
その場合は、同様のNAS間で付属ツールを利用してミラーリングし、冗長化を図って運用しておりました。
この場合は、管理も運用も非常に楽でしたが、一つだけ問題がありました。

それは、NAS上のファイルに対して、誤操作によって更新や削除された場合の対応です。
ミラーリングされていたため、復旧も不可・・・
ということで、冒頭のツールを利用した世代管理を行うことになったという経緯があります。

参考までに、冒頭のパッケージに関する所感を書いておきます。
まず、メリットとしては、
・遠隔地へのデータ退避
・かなり細かいバックアップの設定をGUIで操作可能 ・・・

デメリットとしては、
・データ復旧に対する即応性がない
・遠隔地においてあるサーバーのセキュリティに苦心
・バックアップサーバー設置ポイントのインフラ(ネットワークや電源)に問題あり
・管理ツールの設定が細かすぎて、初期導入&引継ぎが大変すぎる

ということで、非常に苦心しているのが現状です。

改善案として、現状のRepliwebの運用に加えて、
NASに対するミラーリング実施による冗長性の向上を考えています。
(が、現任中には難しいかなぁ・・・)

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