ClientPC はWindowを使用している事を前提にお話しします

1.ハードウェアの増設・交換
メモリーの増設（512MB→2GB）や、HDDの交換、などが考えられます。
メモリーの場合、1GB以下からの増設であれば相当の効果があります。、

HDDの交換の場合は、今まで使用していた環境をそのままコピーします。それでも若干の速度向上が期待出来ます。
お金があれば、HDD→SSDに交換しても良いかと思います。しかし、古いPCをSSD化するよりは、新しいPCをSSDにした方がはるかに効果がある（費用対効果が大きい）ため、積極的にはお薦め出来ません。

2.プロファイルの初期化
本当は、Windows ごと初期化した方が効果がありますが、手間をかけたくない場合には、プロファイルの初期化でもある程度の効果があります。

なお、これらの対策を行ってもそこそこ快適に使用出来るのは、購入から４年間程度です。それ以上経過すると、手間がかかる割には、ちょっとだけしか改善しないため、PCの入れ替えを進めた方が得策です。

当社では資産データベースを作って、新規購入時はスペックなどを登録しておきます。
それから、５年ぐらいを目安に入替の検討をはじめます。
メモリ、HDDの増設で延命できるのであれば行う事がありますが、ほとんどの場合、ＯＳの入替も必要になってくることが多く、その場合当社ではプリインストールで導入しているため、新たにＯＳを買ってメモリの増強を行うよりもあっさりと買い換えてしまったほうが安く付くとなっています。
ほとんど、ＯＳやその上でのっかるアプリのバージョンアップに伴い、どんどん高性能なハードが要求されるので、延命といってもほんのしばらくしかもたない現状ですね。もともと安いハードを購入してますので、増設もままならないですし。

一番安上がりな方法としてＷｉｎｄｏｗｓのクリーンインストール。
余計なテンポラリファイルやレジストリの記述がなくなり若干速度が
向上します。
部品の増強は、新しい規格のものならいいと思いますが、旧規格のもの
では能力の割りに高くつく場合があり、使い捨てのイメージです。