質問

2008年06月15日 12時00分
  • ワークフローシステムについて

情シスのオープンナレッジ『Syszo』サービス終了のお知らせ

質問

いつもお世話になってます。
現在、ワークフローシステム社内展開をやっております。
立ち位置としては臨時の設定担当、ヘルプデスクといったところです。

みなさまの社内ではワークフローシステムはお使いですか?
(専用ソフト、グループウェア付属のもの、紙、併用etc...)

また導入にまつわる話、運用について日頃感じていることなどありましたら教えてください。
(私の所では特に稟議回りに関して、コンプライアンス部門との間で綱引きがあるようですが、関わって日が浅く正直な所、空気が読めておりません…。情シス部側の上司がバックにどーんと控えているので、間を繋いで伝達すれば大丈夫…かな…?)

5件の回答があります

回答

社内で私はワークフローで稟議書を行うのに難色を示しています。
ところが ワークフローで稟議書 というのは一般的に言われることなのでそれを盾にとって「やれ」という一派がありいつも衝突しています。(結局は私が稟議書ワークフローを作らないから実行されずにいますが。)
稟議書はそれ1枚ということは少なくて 見積書、工事設計書、開発日程、仕様書、....という書類が付いて回ります。それをどう扱うのかという問題があります。「スキャナーで取ればいい」という意見もありますが、設計図面ではA1サイズということもあります。そうまで無理してやってもそれらの紙は残るので保管しなければならずそれとワークフロー結果を残さないと文書管理的には用をなさないし、しかし稟議書には判子が1つもない という状況になってしまいます。それなら紙のままでやるほうが合理的だというのが私の主張です。(私の所は小さな会社ですので役員も小数ですし1カ所に居るのでそれで十分だと思います。(もちろん、大会社で役員が日本中や世界中に居るのならワークフローは有効だと思います)
「内部統制の面からワークフローを行わなければならない」などと的はずれの事を言う者も居て苦労します。(もちろん内部統制・J−SOXともワークフローをやれ などとは言ってません)

私の持論では「ある業務をワークフローで行うかどうかは業務効率の面で判定すべきである」と思っています。 その業務においてワークフローにしても業務効率があがらないどころか下がる場合は導入する必要はないと思います。
(誤解の無きように言っておきますが ワークフローシステムが不要と言ってるのではありません。 ワークフローシステムを導入したからと言ってどんな業務でもワークフローでやらなければならない訳ではないと言うことです。)

ちょっと例をあげましょう。
出張旅費精算などの小口現金を止めたい(減らしたい)という話があって、そこで”なんでもかんでも派”が「ワークフローでやるべきだ」と主張したのです。 私はそれよりも先に「社員の銀行口座に精算額が振り込まれる仕組み、あるいは給与計算で精算される仕組み」が必要だと主張しました。 ”なんでもかんでも派”がワークフローを主張するので(訳の分かっていない)役員が「ワークフローを作れ」と命令を出して作ったのです... ワークフローになる前は本人が伝票を書いて上司の判子をもらい経理で現金を貰っていたのですが、ワークフローにしてからは承認されたら経理が本人に「お金の用意ができました」と連絡しなければならず、かえって面倒になったにもかかわらず(当然の事ながら)小口現金扱いも無くならないという馬鹿げた状況になってしまいました。  (この手のおもしろい話には事欠きません!)

"suzuri"さんのコンプライアンス部門がどんな主張をしているのか判らないのですが説明していただければ助言も出来ると思います。

2008年06月15日 15時42分

回答

みなさまの社内ではワークフローシステムはお使いですか?
(専用ソフト、グループウェア付属のもの、紙、併用etc...)

desknet’s 付属の機能を使用しています。
機能としては、やはりおまけの域を出ないため、専用ツールには色々な部分で劣りますが、とりあえず試してみたいというのであれば、良いのではと思います。

たまに、「もっと柔軟に設定できないのか?」と不満が出ますが、そのための概算費用(新システムの価格)を出すと、「まぁ、そこまでではないから…」となります。

現状では、MOSS2007 のワークフロー機能が使えるのでは?と考えて、調査中です。社内に、ある程度プログラミングが出来る人財がいれば、細かな条件を設定して、かなり柔軟なワークフローシステムが構築可能なようです。

2008年06月17日 00時38分

回答

ワークフローだけに限った話ではありませんが
目的と手段をごっちゃにすると十中八九、失敗します。

desatoさんも言われていますが
兎に角、導入すれば良いのではなく
目先のメリット(ex:ウマいセールストーク)に飛びつかず
何を目的にして、何に適用するのかをよく考える事が
成功の秘訣でしょうね。

日本での商習慣の面で考えてみますと
例えば、署名捺印が必要な文書(ex:稟議書、契約書等)は
これを電子化した場合にその正統性(改竄が不可能である等)とか
手続き・承認ルートが正しいかどうかとかは
実務や原子性の面からその確保が困難な場合が少なくないと考えられます。
また、契約書等は相手も存在する話ですので
こちらの都合だけで考える訳には行きません。
購買伝票とかも然り。
広義に捉えれば有私印文書の取り扱いですから
法律面との照らし合わせだって必要になります。

なーんて事を無理矢理ゴリ押しして進めると
大抵の場合、二重管理を増やしてしまうだけで
メリットなんて無くなってしまったりするんですね。

ですから、最初から大きな話を持ち出さずに
業務に与える影響の少ない範囲からスモールスタートして
社内文化も含めて育て上げていくのが良策だと私は思います。

2008年06月17日 10時34分

回答

うちも「稟議書」だとか「経理系の書類」はワークフロー化してません。
もちろん法的な問題もあるでしょうし、「紙が机に散らばってないと仕事をした気にならない」なんてエライ人もいる(?)ので、ゴリ押しはしてません。

むしろ現在つかっている紙書類について、以下の3点を事前に確認しておくことをお勧めしたいです。
・代理承認が(実質的に)されているか
・条件により経路が分かれる書類があるか
・決裁者が不要な「回覧書類(半申請書類)」「作業依頼書類」があるか

それによって選ぶソフトも変わってくるかと思われます。

回答

お礼が遅くなり大変申し訳ありません。
業務に阻まれてゆっくり拝見できる時間がなく、また改めてお礼をさせていただこうと思ってます。

私の方は作業担当からは一旦離れたのですが、状況としては…
稟議書、皆様ご指摘の通り手強いです。。今回は課題の洗い出しがメインになりました。
コンプライアンス部門にヒアリングしつつフロー(と申請書)作成を進めたのですが、
所見回答等、行ったり来たりの流れを処理するのか、添付書類をどうするか、
改変防止に問題は無いか…等、課題は少なくなく。
システム単体で全て賄おうとするのではなく、承認にいたるまでの実際の人の動きも含めて
調査して、きちんとフロー化をする必要があるのかなと思った次第です。
(今回ワークフロー化できなかったとしても、関係者の現状把握の意味で流れを整理できれば
意味があるかもと…)。

2008年06月23日 01時59分

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