質問
またセキュリティ面やレスポンス面で不安があるのですが、...
残念ながらセキュリティ面やレスポンス面での不利は有ります。
しかしそれ以上に 社内にサーバを置いて面倒を見る人材の確保 が困難な会社もあるでしょう。 たとえば20名くらいしかいなくてしかも情シス員の専任がいないとか、居ても1名だけで技術的に無理とか... そういう場合はアウトソーシングが向いています。
逆に情シス員が数名いるようであれば社内にサーバを置いて面倒を見させた方がセキュリティ、レスポンス、費用面では有利となります。(なんでもかんでも「アウトソーシングが安い」と思い込んでいる人が居ますが、時と場合に寄ります。 本当に安いのならアウトソーシングは商売になりません。)ファイルサーバも後々はASP型が普及してほしいと...
ファイルサーバくらいは社内に持ってもいいのではないでしょうか。 共有フォルダを作るだけですし、ユーザ登録もアクセス権設定もそれほど手間はかかりません。むしろアクセスルートがかならず社外を通る(しかも往復)のはレスポンスとセキュリティで不利です。社外で管理されるサーバに極秘重要データは置く気にはなれません。
主に技術的な面で、WindowsクライアントPCを手もとに置いたまま、ファイルサーバーだけをデータセンターに置く運用には問題があります。
(Windows クライアントである前提です)
そのためには、Windowsがファイル共有の際に使用しているプロトコル[CIFS]と言う言葉を知っておく必要があります。詳しい事は抜きにして、『Windowsは[CIFS]を使う』と覚えておいてください。
その上で、その後の「WAN高速化」に関するリンクを読んでいってください。何故、そのような運用が難しいのか?どうして「WAN高速化機器(システム)」と言うモノがあるのか?がご理解いただけると思います。
驚異のレスポンス向上効果 ネット設計を激変させるWAN高速化装置:ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070606/273762/?ST=nettech
WANの伝送遅延によるレスポンス低下を克服する「WAN高速化装置」という製品が,市場で盛り上がりを見せている。装置が搭載するレスポンスを改善するための仕組みや,実環境での導入方法,他の高速化手法との効果の違いなどについて,6回にわたって順に見ていこう。
なお、クライアントPCも同じデータセンターに預ける場合には、この問題は起きません。そのような事を実現するための技術は「DaaS(Desktop as a Service)」と呼ばれていて、2009年以降に実用化予定です。(最後の参考URLを読んでください)(日経コンピュータ12月15日号からの抜粋)
少しでも参考になれば幸いです。
質問
こんばんは。
ファイルサーバの外出し(ハウジング、ASP)についてですが、
あまり事例やサービスがなく、またセキュリティ面やレスポンス面で
不安があるのですが、いかがでしょうか?
個人的には、グループウェアやメールのように、ファイルサーバも
後々はASP型が普及してほしいと思っています。
みなさん、コメント、よろしくお願いいたします。