質問
PCのキッティングを「雑作業」と捉えているなら外注化しないほうがいいでしょう。「雑作業」は「どこからどこまで」が捉えにくく、ともすると「言われたことはやりました(けれど動きません)」になりがちです。
(1)外注化するならば「今回導入するパソコン56台についてセットアップとOOOをインストールしユーザ設定を行う」というようにきちっと決めなければなりません。
(2)逆に「ヘルプデスクとサポートを丸投げする」という方法もありますがそうなると情シス員の居場所はありませんよ。
私のところで(1)をやったことがあります。遠隔地でパソコンに詳しいものが居なかったのと、まとまった台数でしたので場所もないので外注に押しつけました。1台当たり数万円でした。
(2)については一部署でやったことがあります。新事務所を開設したときでしてやはり素人ばかりだったからです。呼べば来てくれたし、直したり設定したりで、設定の時もこちらが電話で指示しても素人相手ではないのですぐ判ってくれました。1年半は契約しましたがその後は頻度も減ったので止めました。月額十数万円位です。
雑作業という位置づけならば情シス員が何とか時間をやりくりして行ったらどうでしょうか。それならばタダで済みます。
外注化するなら請け負わせる業務を明確化(言ってみれば成功報酬のような、「出来るようになるまでやってもらう」のような表現がいいでしょう)しておくことが大切です。
規模・作業内容・常駐か?それとも外部委託か?にもよって異なるのを承知で。
規模にもよりますが、外注というのはどういった利用を想定されてますか?
a.社内に常駐して頂き、キッティング専用で来て頂く
b.キッティング作業自体を社外の場所に出し、必要分だけ配送
c.自社でアルバイトを雇い、(例えば)一日4時間くらいで働いてもらう
d.PCの購入経路から見直し、選定、キッティング、修理すべて委託する
弊社でも過去にコスト計算を行いましたが、単純作業なのでコスト換算すると
外注に出すのは割高です。
規模が500台以上や1000台というところでは割りに合うのかもしれません。
また、改善点が正社員の残業コスト削減にあるのか、既存業務の効率化
(単に人が足りてない)なのか、によっても違ってくるかと。
社内のパソコンをすべてレンタル(リースではない)にすることで、
キッティング作業も委託し、効率化を図った会社の例もあります。
この会社では、レンタルになることで固定資産として持たない為、
経理部門の作業時間も減り、機材の切り替えサイクルを早くすることで、
開発部門の故障率が減り、作業スピードも上がったそうです。
(故障率なんて数えているのか?と感心、また作業スピードが上がった、
なんてどうやって算出したんでしょ、と思った)
外注先の選定ですが、こちらの要求に対するコスト、で何社かあたれば、
おのずと対応できる希望は限られるかと
(連絡をとる会社も、要求によって「レンタルやリース会社」か、
「社内ヘルプデスク代行会社」か、「パソコンメーカーの下請け」
かになるかと)
質問
お世話になります。
この度、PCのキッティングなど雑作業を外注に
出そうかと話が持ち上がってきました。
皆さんは外注に出している作業等はありますか?
外注先を選定する基準はどんな感じですか?