質問

2007年04月04日 11時11分
  • 「見える化」とかいってるけど「物売り」じゃないの・・

情シスのオープンナレッジ『Syszo』サービス終了のお知らせ

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中小企業のコンサルティングをやっていると、IP電話でコスト削減、VPNでセキュアなネットワーク環境を、ERPで業務の効率化・意思決定の迅速化、グループウェア活用で情報の有効活用・ナレッジの共有などなど、多くの営業マン、メール、セミナーの押し売りがありまして、企業は迷います。

でも多くのIT営業は、事業の規模や内容によって、必要なハードウェア、ネットワーク機器、アプリケーションは全て異なりますし、まずはその企業にとって「エッセンシャル」な要素は何かという点が「ほとんど欠けた物売り」に徹しているのが現状です。中小企業で十分なITリテラシを持つところは少ない以上、企業の内容をほとんどしらない販売店やベンダの「中小企業への販売攻勢」は「物売り」に過ぎないような気がします。

「見える化」とか「キラーワード」のように言われてますが、実現、体感できる中小企業はほとんどないのではないでしょうか。では中小企業は「企業に本当に役立つITを見極めるにはどうすべきか」を、この場で、是非ご見識のある方のご意見お伺いできればと思います。

3件の回答があります

回答

私も営業経験がありますが、押し売りと感じるようなスタイルの場合、
その企業の内容を把握した上で営業をしているケースは稀だと思います。

となるとやはり、企業のIT部門を担当しているかたが、積極的に情報収集し
その会社にとって"必要なIT"を的確に見極められる目を養い、判断していく
必要があるのではないでしょうか。

「簡単に言うなよ」という話もあると思いますが、やはりそういった部分は
社内の適任者が責任を持って対応をしていかないと、仮に導入したとしても
結局十分に活用するというレベルまで到達せずに「思った効果があがらず、
ムダにコストがかかってしまった」というありがちな結果に陥りやすく
なると思います。

もし、そのような担当者(適任者)が企業内にいない場合は、思い切って
「外部に情報システム部をアウトソースし対応してもらう」という選択肢も
"あり"かもしれませんね。そういう会社も増えているみたいですし。

ウチの会社は、残念ながらそういった予算も無いですし、私が勉強ギライで
無いので、自分で社内に必要なITを見極めリテラシ向上に努めます;

回答

「IP電話でコスト削減」遠く離れた拠点との電話をIPにすると確かにコスト削減になるでしょうが、思ったよりもトラブルがある。(通話中に切れる、モガモガとエコーが多くて聞き取れないetc.)

「VPNでセキュアなネットワーク環境を」セキュリティ確保なら専用線が一番いい。 インターネットVPNは「完璧なセキュアじゃなくてもいいけど、とにかく安くしたい」と言うときの選択肢だと思う。(以前は高い専用線しか無かったが今は選択肢が広がっただけだと思う。)(実際には「セキュアじゃなくてもいい」などとは言わないが、インターネットを使うからには「ひょっとしたら」とも思うが、それ以上に安ければ「まぁいいか」。)

「ERPで業務の効率化・意思決定の迅速化」ERPはシステム導入の迅速化ということはあるけど「ERPに合わせて仕事しろ」が仕事の効率化になるかどうかは疑問。カスタマイズすれば効率化は実現できそうだが高くなる。 私の会社のように、カスタマイズが高いので自前でやったら安くできた、ということもある。

「グループウェア活用で情報の有効活用・ナレッジの共有」社長や重役が一番使わないです。 下層の担当同士はメールや共有情報で仕事がスイスイはかどる。 そのうちに社長や重役が「今度導入したグループウェアは全然使えない、見直すべきだ。」などと言う。 

「企業に本当に役立つITを見極めるにはどうすべきか」は「作業現場の身になってしっかり考える。」につきると思う。 どこぞの偉い人が机の上で考えた事は大抵うまくいかない。

私の実感ではSIS(戦略情報システム)が騒がれた頃の手法が一番企業に取って役に立っていると思う。

2007年04月04日 20時16分

回答

「物売りに徹しているのが現状です」ですね 昔と違い(といっても私は昔を知りませんが先輩の話を聞いて想像すると)今は"物売りしか出来ない"のでしょう
昔はお客に貼り付いて社内の問題の解決策を考えたりしましたが、今は「どのパッケージソフトを売るか」だけが選択肢でじっくり考えているヒマもないのでしょう 私が会うセールスマンも大体がそうです 
お客もオープン化とか称して各社の物を組み合わせるだけがシステム設計になってしまったように思います
そういう時代なんだから何を組み合わせて構築するかとか「もの売り」から安うにはどうしたらいかとか そういうことを考えればいいのじゃないかしら

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