質問
中国でどうかというところがポイントですね。
ご存知のように中国では政府のFWが稼動していますし、中国国内の安定性についても南北問題と呼ばれるプロバイダ間のトラフィック転送に関わる問題があることが知られています。
これは私も実際に体験したことがあります。
全般的に中国のインフラは日本に比べるとかなり弱いのと、弱いインフラの中で通信帯域をできるだけ多く利用しようする、利己的な設計のアプリケーションが多いため、中国に7拠点ほどある私の会社の環境では輻輳が原因と思われる通信障害が時たま観測されます。
基本的にこういった問題は避けようが無いことと、ロケーションによっては安定しているところもあると思うので、通信が安定するかどうかを噂レベルで判断するのはあまり賢いとはいえません。
(中国国内では上海はすごく安定していると思います)
現地から使ってみて判断されるのがいいでしょう。
参考までに私の会社ではサイボウズ社のGAROONというグループウェアを使用しています。
この製品は海外での使用を意図したもので、中国語と英語に対応しています。
他社の製品と比べWEBサーバのトラフィックに関するチューニングがちょっと見たことがないレベルですばらしく、かなりの遠距離からも距離による遅延をほとんど感じさせない速度で動作します。
あと、日本の会社なのでバグ修正やサービスの安定性、メンテのお知らせ、営業対応等、細かい部分が日本品質です。
いくつかのグループウェアを結構ちゃんと評価した結果、ずば抜けて良かったので、国際間のグループウェアを検討されるのであれば候補に挙げてみてはいかがでしょうか。1ヶ月無料で使えます。
ご参考になれば。
弊社ではGoogle Appsを使っています。やはり中国国内からだとアクセス出来ないことが多いです。
中国はGoogleAppsが安定しないという噂があり、
利用するとすれば何らかの裏技(別の国を経由する?)が
https://www.interlink.or.jp/support/utility/vpn.html
これと似たようなものを使っていますが、昨年11月頃からそもそも接続できないことが多いです。
むしろここは考え方を変えて、中国国内のものを使ってもいいかもと思います。
IIJがそういったサービスを始めています。
http://www.iij.ad.jp/GIO/service/china/
質問
みなさんいつもお世話になります。
弊社はハワイと上海に大きめの拠点を持っているのですが
現在、メールやグループウェア(ワークフロー含む)は
それぞれ別のソリューション(上海はグループウェアなし)で
運用しており、これを統合して管理コストを削減できないか
という話が持ち上がっています。
ちなみにユーザ数は上記3カ国合わせて1,000名前後になります。
このような条件でおすすめの製品構成があれば
ご紹介いただけないでしょうか。
中国はGoogleAppsが安定しないという噂があり、
利用するとすれば何らかの裏技(別の国を経由する?)が
あると聞きますが、その辺のお話ももしあればお伺いしたいです。
そういう条件がなければGoogleAppsが有力かと思ったのですが・・。
よろしくお願いいたします。