質問

2011年10月07日 23時01分
  • .xxxドメインの商標登録者保護申請について

情シスのオープンナレッジ『Syszo』サービス終了のお知らせ

質問

.xxxドメイン対策、皆様の会社では検討されていますか。

【.xxxドメインとは】
アダルト事業者向けに割り当てられたアダルト事業者専用のスポンサー付トップレベルドメインです。
自社の既存のドメイン名を商標登録者保護申請(ブロック申請)しておかないと、
他者(アダルト業者)に.xxxドメインで使われてしまう可能性があります。
詳しくは参考urlなど参照ください。

弊社はどちらかといえばブランドイメージを重視している会社なのですが、
正直このために商標登録者保護申請料金45,000円を支払うのは納得がいきません。

しかし、もしも実際に自社のドメイン名がアダルトサイトとして利用されたら
イメージダウンは避けられないと思われます。
一方で、ふたを開けてみたら全く何の問題もなかったという可能性もあります。

会社のリスク管理室にも相談しましたが、
こういったケースは初めてで「システム部門に判断をゆだねます」との見解。
ゆだねられてもなあ・・・。
正直、どうしていいやらといった感じです。

サンライズBと呼ばれる非アダルト業者向け商標登録者保護申請の期限はは10/26まで。
それを過ぎると、毎年費用のかかる一般登録になってしまいます。
つまり決断まであまり猶予がありません。

何かアドバイスなどありましたらお願いします。

4件の回答があります

回答

お疲れ様です。

この問題もはや誰のためのxxxドメインなのかがもはやわからない状況ですね。
結果的に儲かるのは、ドメインの指定事業者だけのような気がしてなりません。

弊社では具体的な議論はしていませんが、およそドメイン保護(サンライズB)はしない方向に行くと思われます。
大手メーカーのドメイン等を悪用するケースが数件先見事例で出てきて、そこでそもそも「xxx」ドメインとは的な内容が浸透してくるのではないかと思われます。

仮にですが、食品メーカーのドメイン名でアダルトサイトを運営するというのはあまり考えられれないでしょうし、ドメインを気にする人はxxxが何かを意識してくるでしょうし、ドメインを気にしない人はそもそもドメイン名すら見ない様な気がします。

ということで、私の中では業種にもよると思いますが、影響は限定的ではないかと思いますので特段対策を打たない方向で検討しています。

まあ、サンライズBの申請費用は高い物ではないと思いますので、リスク管理の面から言えば投資しても悪くない金額と思います。
(弊社はSIerではあるのですが、上層部はコンピューターと関係ない人々のため説得に相当な時間を要すると思われます。。。)

予算があれば、一般申請後に様子を見て怪しければ押さえるという方法もありますが、危険を考えるのであれば先押さえが安心ですね。

あまり参考にはならないと思いますが・・・。

2011年10月07日 23時16分

回答

2年ほどドメイン関連から離れていたため最初は何のことかわかりませんでした。
.xxxではなく.なのかと勘違いし、「.?何て使えるサービスなんだ」と驚いてしまいました、、、

さて、そんなドメイン管理担当だった者からの意見ですが、
「特に何もする必要はないだろう」
です。
アダルトサイトが全て.xxxに移行するわけではないので、既存の対処法で問題ないと考えます。
例えば、.com.やnet、.jp等を抑えておけば概ねOKという感じです。
弊社では.asiaができた時に押さえまくりました(複数ブランドを持っていたのでブランド数だけ.asiaを取りました)。しかし、今思えばもったいない出費だった気がしてなりません。

不安であれば御社のIT担当役員に「こういう件がありますけど無視していいよね?」と確認されると良いでしょう。

2011年10月09日 15時54分

回答

その45,000円、なんだか用心棒代みたいですね。
裁判をして処理するよりは安いと思います。

国の「商標制度」のお株を奪うような行為ですから放っておいても
実害はない様な気がいたします。

【私の結論】
相手にしない。
会社が必要な商標を必要な国にきちんと登録しているか確認をする。
行政やプロバイダが対処してくれるよう意見を発信する。
ホームページのおことわり書きには .xxx等のドメイン名が自社と
全く関係がないことを英語もあわせて記述する。

です。

実際には .xxx ドメインの取り合いは、アダルト業者同士での
取り合いになるのではないかと思います。

【実害時の対処方法の考察】
例えば syszo.xxx があったとしてブロック申請しておかないと
使われてしまうよとなるわけですが、
http://syszo.xxx/ に実際にWEBページが
存在し、自社のイメージを落とすようなことが生じたり、損害が
発生したり損害が生じるおそれがある場合になどそれが日本国内の
サーバーであれば即、差し止め請求を裁判所に行い、ブランド
確立のために要する費用や機会損失(売上が減少する分)等を
ひっくるめて損害賠償訴訟を行えばよいのではないかと思います。
但し少なくとも国への商標登録は大前提ではないか思います。
個人情報漏洩で150億以上の売上を失った会社もあるわけですから
程度によって請求額はそれ位の事例がでてきてもおかしくありません。
自社の商標登録状況を確認し、商標に詳しい弁護士に相談し不正競争
防止法あたりを活用すればよろしいのではないかと思います。
(相手が内国であることが前提です。)

【.xxxドメインに対する意見】
.xxxドメインの制度自体はとてもよろしいのではないかと思います。
(それには条件がありますが。)

--他制度の例--

例えば我が国の場合は禁止薬物を所持しているだけで違法、犯罪と
なりますが、国によってはオランダなど合法とされている国もあります。
条件としては登録しなければならない制度となっており登録しないで
使用などした場合は違法、犯罪となります。その趣旨は地下組織化
など潜られて警察の目の届かない所で薬物使用されるよりは登録させて
監視下においた方が社会にとってよいとの選択がある様です。
登録していた場合は保険料が高くなるとか、ローンの金利が高くなる
など不利益を本人が承諾した上で登録・使用する仕組みでしょうから
デメリットを知った上で使用するのは健康を害する可能性が高い
タバコと一緒です。

「ポルノサイト用ドメイン「.xxx」、登録受付を開始 」に「アダルト
コンテンツを回避したい人」にもメリットがあると謳っていますが
その他の条件を整えればそのとおりです。

現在は、.com だけでなくその他のドメイン名にもポルノサイトが
「混じって」います。ですので見分けが非常に難しく評価ツールを
使用しても本当に大丈夫かどうかはある程度の時間が経たなければ
わかりません。しかも評価ツールベンダーに調べてもらうために
ある意味では自ら情報をそのベンダーに自動流出させてチェックを
するという危ないことをせざるを得ない状況です。

ですがはっきりとした区別ができれば、様々な点で活用できます。
法制度の連動もやって欲しいところです。

少し前に有名芸能人の結婚相手の方が風俗営業を営むにもかかわらず
公安委員会の許可をとらずに営業していたため逮捕されましたが、
同様にアダルトサイトを営む場合は .xxx の様なドメイン名を使用
しなければならない状況をつくり、それ以外の .comや.jpを使用し
日本人に開示した場合は違法としてしまえば効果的に管理ができる
のではと思います。

.xxxだけで管理するのは難しいと思いますが、例えば日本向けに
「.01xxx.jp」,「.02xxx.jp」,「.03xxx.jp」,「.04xxx.jp」・・・を
準備し、アダルトのソフトさ、過激さ、種類別等に分類しアダルト
コンテンツを提供する場合はこれらのドメイン名を公安委員会に
届けた上でこれらしか使用してはならない法制度にしてしまえば、
業者はある意味では堂々とこれらを使用して営業でき、警察はより
検挙がし易くなり、通信業者やブラウザ提供会社はデフォルトで
.xxx等をフィルタリングすることにより、より安全なインターネット
環境構築を行うことが可能なのではないかと考えます。

もちろん利用者が利用したい場合には本人が合意の上でフィルタ
リング設定を自分で変更しリスクを承知の上でアクセスすれば
よろしいのではないかと考えます。

【期待していること】
行政には実社会同様区別した上で管理するやり方の法整備を期待
しています。今は国会がねじれて不随状態ですので法律の立法に
時間がかかるでしょうから、(仕方なく)先ずは各都道府県の条例で
進めてもらうことを期待しています。

プロバイダ等には取扱の方針を明示してもらい、利用者の選択により
希望者のみ繋げられる様な措置をとってもらえればと思います。

ブラウザ提供会社等にはブラウザに分かり易い形でフィルタリング
する機能をつけてもらえればと思います。

また、仕組みの提供側である上記三者(行政、プロバイダ、ブラウザ
提供会社)は.xxx等 がアダルトコンテンツを提供しているサイト
であり利用者が注意しなければならないサイトであることを啓蒙
していって欲しいと思います。

利用者には.xxx等にアクセスする場合はリスクがあることを承知
の上で自ら設定を変えてアクセスする様にしていただければと
思います。

以上です。

2011年10月09日 21時54分

回答

こんにちわ。
当社でも話題になり、保険的要素も兼ねて登録しようかという案もでていましが、
結局、申請ルールの「完全一致」に沿わず見送り、
ドメイン名に使用している名称も商標登録すべきではと総務部門に問題提起ておしまいになりました。

・申請根拠とする商標名は、アルファベットで登録されていること。
・申請根拠とする商標名と申請するドメイン名は、完全一致していること。
・申請根拠とする商標名は、2011年9月1日より前に発行されていること。
・全国的、または地域、国際的な効力を有していること。

2011年10月21日 17時29分

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